出版社内容情報
色、装飾、ロゴ、レイアウト、表現――歴史が織りなしてきた連鎖の糸をグラフィックデザインの鬼才松田行正が解きほぐす。デザインを知ること、歴史を知ること―― ブックデザインの世界を颯爽と駆け抜けてきた著者が、 長年の経験と博覧強記の知識を駆使して、デザインや 美的感覚が、そもそもどのように形成されていったか、 歴史の糸をときほぐしつつ解説する渾身のデザイン論。 混迷する文化状況を俯瞰し、その行く末を占う読み物 としても楽しめる、基礎教養が詰まったコンパクトブック。
●カラー図版豊富
●PUR製本で開きやすい
●新書よりやや大きいハンディサイズ(178mm×110mm)
●カバーは目立つ蛍光イエロー
【目次】
色ってなんだろ?
装飾ってなんだろ?
ロゴってなんだろ?
レイアウトってなんだろ?
表現ってなんだろ? 前編 抽象表現登場以前
表現ってなんだろ? 後編 抽象表現登場以後
松田行正[マツダ ユキマサ]
【著者】 松田行正(まつだ・ゆきまさ)|グラフィック・デザイナー。デザインの歴史探偵。 「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。 『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。 著書に、『はじまりの物語』(紀伊國屋書店)、『線の冒険』(角川学芸出版)、 『時の冒険』(朝日新聞出版)、『図地反転』(美術出版社)、 『和力』『和的』(以上、NTT出版)、『はじめてのレイアウト』(誠文堂新光社)、 『デザイナーズ カラーチャート』『デザイナーズ カラーリング ブック』(以上、マイナビ出版)、 ほかに牛若丸から刊行した著作多数。 http://www.matzda.co.jp
奇才、松田行正のアタマのなか
ブックデザインの世界を中心に、ジャンルを問わず厖大な仕事をこなしつつ、80年代半ばに自らの出版社「牛若丸」を立ち上げ、独創的な書物を世に送り出し続けてきた松田行正。個性的でありながら変幻自在、普遍的な美を湛える装丁術は、多くの読者から愛されています。
長年、デザインにまつわる事象の起源や歴史的背景に関する書物を渉猟し続け、執筆活動も旺盛な著者は本書で、「歴史が織りなしてきた連鎖の糸」をたどりながら、色、装飾、ロゴ、レイアウト、表現方法について、その背景と意味を、博覧強記の知識を駆使して解説します。
急速に変化する世界と混迷する文化の状況を見据えて綴った渾身のデザイン論であり、ハンディサイズに図版と基礎教養がぎっしり詰まった本書は、読み物としても多くの方々に愉しんでいただける、美しい一冊です。★小口に仕掛けが! ★開きやすいPUR製本 ★新書より少し大きい黄金比サイズ(178×110mm)
内容説明
ブックデザインの世界を颯爽と駆け抜けてきた著者が、長年の経験と博覧強記の知識を駆使して、デザインや美的感覚が、そもそもどのように形成されていったか、歴史の糸をときほぐしつつ解説する渾身のデザイン論。混迷する文化状況を俯瞰し、その行く末を占う読み物としても楽しめる、基礎教養が詰まったコンパクトブック。
目次
色ってなんだろ?(女性の色、ピンク;社会を映す色・緑 ほか)
装飾ってなんだろ?(何かがある真空;装飾とオール・オーバー ほか)
ロゴってなんだろ?(欧米篇;日本篇)
レイアウトってなんだろ?(レイアウトと工夫;「わかりやすさ」という呪縛 ほか)
表現ってなんだろ?(抽象表現登場以前(モノのインターネット;人間のインターネット ほか)
抽象表現登場以後(産業革命と抽象表現;光の解明と網点 ほか))
著者等紹介
松田行正[マツダユキマサ]
グラフィック・デザイナー。デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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コットン
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Akito Yoshiue
ミサ
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