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出版社内容情報
集中力、創造性の発揮やストレス軽減等の効用が注目を集めている「マインドフルネス」のトレーニングを、仏で人気の精神科医が紹介。
Google、インテルなどの企業が研修にとりいれ、集中力、創造性の発揮やストレス軽減等の効用が注目を集めている「マインドフルネス」――フランスで人気の精神科医が、モネ、ブリューゲル、マグリットなどの絵画を読みときながら、マインドフルネスのエッセンスと実践法を平易に紹介する。
12か国で翻訳された、フランスで30万部のベストセラー。
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マインドフルネスとは、「〈今〉を意識し、〈今〉に注意を向ける」ということだ。というのも、私たちは自分で思っている以上に〈過去〉や〈未来〉にとらわれていて、〈今〉をおろそかにしているからだ。やってしまったことを悔やんだり、これからしなければならないことを考えて不安になったり……。だが、〈今〉に注意を向け、〈今〉生きていることを実感することで、私たちはものの見方を変えることができる。(本文より)
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序章 立ちどまる
マインドフルネスとは/目を閉じて座ってみる/現実を歪めずに受け入れる
第1部 心の動きを意識する
第1章 〈今〉を意識する
〈今〉を感じる/過去や未来にばかり目を向けない/心を眺めてみよう
[レッスン1]
第2章 呼吸を意識する
呼吸はマインドフルネスの要/〈今〉を意識する/すべてをコントロールすることはできない
[レッスン2]
第3章 身体を意識する
身体全体に意識を向ける/不快な感覚にも居場所をつくってやる/身体に敬意を払う
[レッスン3]
第4章 音を意識する
音をあるがままに聞く/心のおしゃべりに引きずられない/静寂を感じる
[レッスン4]
第5章 思考を観察する
ネガティブな思考から逃避しない/思考と距離をとる/通りすぎていく思考を観察する
[レッスン5]
第6章 感情の居場所をつくる
感情と距離をとる/ネガティブな感情も受け入れる
感情に向かいあう時間をつくる/感情とうまくつきあう
[レッスン6]
第7章 注意を広げる
〈意識する〉ということ/注意力の質を高める/注意力を鍛える
[レッスン7]
第8章 立ちどまって〈今〉を感じる
立ちどまる時間を持つ/手放す/〈今〉とつながる
[レッスン8]
第2部 日常生活での気づき 心の目を開く
第9章 日常の風景に目を向ける
立ちどまって、ただ存在する/ありふれたことの豊かさを感じる/見慣れた風景に立ちどまる
[レッスン9]
第10章 物の奥につながりを見る
物の静けさに寄りそう/物のささやきに耳を傾ける/物の静けさを味わう
[レッスン10]
第11章 大切なことを守る
変化とスピードに満ちた現代社会/ひとつひとつのことを丁寧に行う
〈急ぎのこと〉と〈大切なこと〉/大切なことのための時間をつくる
[レッスン11]
第12章 集中する
ひとつの行為に集中する/早く終わらせることを目的にしない
衝動に従わない/何もしないことに集中する
[レッスン12]
第13章 知を磨く
世界を曇りのない目で観察する/思いこみを修正する
物事をありのままに見る/東洋的な〈知〉とは/静かな心で現実と出会う
[レッスン13]
第14章 ありのままを受け入れる
現実を受け入れる/失敗することだってある/選別も評価もしない
[レッスン14]
第3部 嵐をくぐり抜ける 苦しみとマインドフルネス
第15章 苦しみから解放される
痛みが苦しみに変わる時/苦しみと向きあう/苦しみは永遠には続かない
身体の痛みとマインドフルネス
[レッスン15]
第16章 手放す
苦しみと戦うのをやめる/苦しい時は呼吸に意識を向ける/〈今〉という避難場所
[レッスン16]
第17章 喪失感と向きあう
世界に背を向けない/慰めを受けとる/それでも人生は続いていく
[レッスン17]
第18章 傷ついていても前に進む
心の傷が再び現れた時/気分の落ちこみを予防する/ただ身体を動かしてみる
[レッスン18]
第19章 理不尽な体験を受け入れる
外の世界とのつながりを持ちつづける/受け入れることは自由になること
[レッスン19]
第20章 幸せは目の前にある
幸せを感じる時/永遠の幸せは存在しない/幸せと不幸を共に受け入れる
[レッスン20]
第4部 さらなる高みへ マインドフルネスで心を鍛える
第21章 心を鍛える
身体を鍛えるように心を鍛える/根気よくトレーニングを続ける
どんな時でも〈今〉を意識する/幸せに生きるために
[レッスン21]
第22章 しなやかな心をつくる
努力と結果を分けて考える/結果の先にあるもの
[レッスン22]
第23章 愛する
心に〈愛〉を育てる/〈愛〉を意識する/他者を大切にする心を養う
[レッスン23]
第24章 世界とひとつになる
何度でもやりなおす/意識を広げ、自分を広げる/永遠は存在する
[レッスン24]
終章 飛びたつ
謝辞
監訳者あとがき
参考文献
もっと知りたい人のために
【著者紹介】
【著者】クリストフ・アンドレ : パリのサン・タンヌ病院に勤務。フランスで人気の精神科医で、本書はフランスで32万部のベストセラーになっている。著書に『自己評価の心理学』、『他人がこわい』(以上、共著)、『自己評価メソッド』(すべて紀伊國屋書店)など。
内容説明
グーグル、インテルなどの企業が研修にとりいれ、集中力、創造性の発揮やストレス軽減等の効用が注目を集めている「マインドフルネス」のトレーニングを、精神科医がやさしい言葉で紹介する。12カ国で翻訳された、フランスで30万部のベストセラー。
目次
第1部 心の動きを意識する(“今”を意識する;呼吸を意識する ほか)
第2部 日常生活での気づき―心の目を開く(日常の風景に目を向ける;物の奥につながりを見る ほか)
第3部 嵐をくぐり抜ける―苦しみとマインドフルネス(苦しみから解放される;手放す ほか)
第4部 さらなる高みへ―マインドフルネスで心を鍛える(心を鍛える;しなやかな心をつくる ほか)
著者等紹介
アンドレ,クリストフ[アンドレ,クリストフ] [Andr´e,Christophe]
パリのサン・タンヌ病院に勤務。フランスで人気の精神科医
坂田雪子[サカタユキコ]
フランス語翻訳家
繁松緑[シゲマツミドリ]
フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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