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図説 死因百科

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  • サイズ A5判/ページ数 461p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784314010764
  • NDC分類 498
  • Cコード C0098

出版社内容情報

巨大イカ、脂肪吸引、郷愁、マスターベーション――人はかくも多様な理由で死んでいる。
膨大な死亡記録を渉猟した著者による「読む事典」。

「事実は小説より奇なり」
人はいつか死ぬ――そしてそこには死亡理由が必ず存在する。
人間の文化やライフスタイルが多様化するにつれ、死因の種類も増加していった。
おなじみの成人病や戦争などから、安楽死、厚底靴、巨大イカ、宇宙人、出会い系サイトまで……。
245項目の死因を50音順に解説し、ミニコラムや図版を多数収録。
《2006年ブラムストーカー賞ノンフィクション部門受賞作》

 †  †  †
アメリカでは年間に――

 3人がワニに食われて
 30人がスカイダイビングで
 40人がサソリに刺されて
 143人が落雷で
 1795人が救急車の事故で
 3761人がマスターベーションで

――この世を去っている。
 †  †  †

《死因項目例》
あくび 厚底靴 安楽死 生き埋め インポテンツ 宇宙人 
オーラルセックス 郷愁 巨大イカ 禁句 くしゃみ 携帯電話
結婚式 口臭 肥溜め ゴキブリ 脂肪吸引 しゃっくり
新人いじめ 人体実験 スキューバダイビング 性感染症 戦争 
ダイエット たまごっち チアリーディング 窒息プレイ 
チョコレート 出会い系サイト ディルド テレビゲーム トイレ
頭部切断 動物園 ドライバー激怒症 ナルシシズム 売春 
バレンタインデー 飛行機事故 媚薬 ベジタリアン ボディピアス
ミスコンテスト 虫歯 夜驚症 幽霊 笑い――他

【著者紹介】

(著者)マイケル・ラルゴ
ニューヨーク生まれ。英語教師、詩雑誌編集者、バー経営などの職歴を経て、小説・ノンフィクション作家。

(監訳)橘 明美
英語・フランス語翻訳家。お茶ノ水女子大学文教育学部卒。
訳書にメイヤー『金融危機後のアジア』(時事通信出版局)、ヴェドリーヌ『「国家」の復権』(草思社)、ル・ゴフ『絵解きヨーロッパ中世の夢』(原書房)など。

(共訳)臼井美子、荷見明子、坂田雪子、竹若理衣、長谷川由布子、吉川綾香

内容説明

膨大な死亡記録を渉猟した著者による、いっぷう変わった死にかた事典。245項目の死因を50音順に解説し、関連するミニコラムや図版を多数収録。「死」の断面から読むアメリカ文化史。

目次

医薬
飲食
運動
驚愕
事故
自然
社会
精神
生物
生理
男女
乗物
犯罪
病気
文明
欲望
歴史

著者等紹介

ラルゴ,マイケル[ラルゴ,マイケル][Largo,Michael]
ニューヨーク生まれ。英語教師、詩雑誌編集者、バー経営などの職歴を経て、小説・ノンフィクション作家。『図説 死因百科』で2006年ブラム・ストーカー賞ノンフィクション部門受賞

橘明美[タチバナアケミ]
英語・フランス語翻訳家。お茶の水女子大学教育学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

43
アメリカの死因をまとめたもの。多様な死因のとそれにまつわるエピソードが書いてあり、それが死因?と笑ってしまったり、驚くようなものも多く(例えば、たまごっち、テレビ番組など)エピソードもアンビリバボーのようでとても面白かった。死因の列記は怖いもののように感じるだろうが、根拠を知る事で、注意になり学べる側面もある。巻末にはアメリカの墓碑銘があり、日本にはない発想がまた興味をそそられた。2021/05/18

霜月ざら

20
私の好奇心を満足させてくれました。死は誰にでも訪れる、著者のいうとおりで実はとても身近なものだと思います。ただし死に方は人それぞれなわけで、この本ではたくさんの死因を紹介してくれています。時々、それ死因じゃないよね!と思うこともあり、著者の興味次第という感じも面白く読めました。死について考えることは悪いことではありません。死に方を学ぶことで危険を遠ざけることが出来ると著者は考えたようです。そんな死に方もあるのか!と何度も驚かされ、勉強になりました。2014/08/27

Koning

20
アメリカ人の死因について集めてみました。なのだけれど、間抜けに見える死因は日本でも十分ありうる死因なんだよね。個人的にはもっと検視報告的なガチな物かと思ってたのだけれど、一般向けにかなりソフト&胡散臭いものも紛れ込む(例の人体自然発火とか)という感じ。死を想って今を生きろって感じでしょうかねぇ。月並みなことになっちゃうけれど。2013/03/01

うめ

16
笑えないものも多数ありますが、不謹慎だとわかっていつつ、笑っちゃう死因もある。人は人が思う以上に脆いけれども、同時に強くもある。朝元気な人が夜も同じ様に元気でいるとは限らない。世界は危険に満ちていて、だから、何事もなく過ぎ去る日常はとても掛けがえがなくて愛おしい。内容は軽めなんですが、何分たくさんの死が続くので、一気読みできませんでした。胸焼けしちゃって。だからでしょうか、おまけの墓碑銘が笑える(笑)2015/07/20

こまち

15
なぜこんな本を購入して読み始めたのか?今となっては忘れてしまったが、だれかの書評をみて興味をもったのだろうと思う。内容は実に面白い。単に死因の統計を取って書き連ねているのであればなんてことないのだろうが、著者独特のブラックユーモアに何度も苦笑いさせられた。 ただ、日常の何気ない行動、通勤、仕事中、入浴中などいつでも死はそこにあるんだんーとちょっと神経質になってしまったりもした。2015/06/10

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