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喪失と獲得―進化心理学から見た心と体

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  • サイズ B6判/ページ数 460p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314009683
  • NDC分類 140.4
  • Cコード C0040

内容説明

リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」仮説誕生から30年。人の体のさまざまな特質のみならず、心の特性を「進化論の眼」で探る学問分野、進化心理学が発展した。本書は、イギリスを代表する進化心理学者による思索の結晶。言語と意識の誕生、憎悪心と宗教心、服従心理、病気と自然治癒力などに、示唆に富む考察をめぐらす。

目次

私のなかの「私」(一つの自己―意識の単一性についての瞑想;きみの実体は何で、きみは何からできているのか ほか)
喪失と獲得(洞窟絵画・自閉症・人間の心の進化;奇形の変容;自然における心;希望―信仰治療とプラシーボ効果の進化心理学)
信じる心(もしもし、水瓶座さん;小さなドングリが大木に化ける ほか)
憎しみと愛の形(武器と人間;トリポリに死す ほか)

著者等紹介

ハンフリー,ニコラス[ハンフリー,ニコラス][Humphrey,Nicholas]
1968年ケンブリッジ大学心理学でPh.D.取得。その後、オックスフォード大学とケンブリッジ大学で動物行動学および実験心理学の助手・講師などをつとめ、現在、ロンドン大学経済学部の哲学教授、ニューヨークのニュースクール大学の心理学教授。人間の知性と意識の進化をめぐる業績で国際的に知られる。マーティン・ルーサー・キング記念賞やイギリス心理学会ブック賞など、数々の賞を受賞

垂水雄二[タルミユウジ]
1942年生。京都大学理学部卒業。現在、科学ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

養老孟司氏推薦!

朝日新聞1/9にて紹介「本書の議論は実に広汎でありながらコロンブスの卵的な説得力を持っている」(評論家山形浩生氏)、日経サイエンス3月号「思考することの醍醐味を満喫させてくれる本であることは間違いない」(吉永良正大東文化大学教授)


2005年掲載
日経サイエンス3月号、毎日ライフ2月号、朝日新聞1/9、日経新聞1/13、BOOKCLUB KAI春号・秋号、BIONICS5月号、科学7月号

 はじめに
1章  視点を変える

 私のなかの<私>
2章  一つの自己―意識の単一性についての瞑想
3章  きみの実体は何で、きみは何からできているのか
4章  自己について語る―多重人格障害の評価(ダニエル・ディネトとの共著)
5章  心身問題の解き方
6章  感覚の私物化

 喪失と獲得
7章  洞窟絵画・自閉症・人間の心の進化
8章  奇形の変容
9章  自然における心
10章  希望―信仰治療とプラシーボ効果の進化心理学

 信じる心
11章  もしもし、水瓶座さん
12章  小さなドングリが大木に化ける
13章  人間を見よ  人間性と超自然信仰
14章  法の前における虫と獣
15章  子供に何を語ればよいか

 憎しみと愛の形
16章  武器と人間
17章  トリポリに死す
18章  わが指導者に従え
19章  愛の結び目
20章  獣の数
21章  さらば、きみは私の分に過ぎたる持ち物
22章  科学的なシェイクスピア
23章  さまざまな利他主義  そして、それらの共通の基盤