出版社内容情報
タロット〜それは、単なる占いの道具ではなく、人間の価値観・世界観を反映する「鏡」である。
タロットはその歴史を通じて、人間の価値観・世界観を映し出してきた。タロットにまつわる様々な伝承、イメージの歴史〜それらが示すものとは?
占い方法、オカルト性、一枚一枚の図像の解釈などの切り口から、豊富な文献にあたりつつ、歴史的・社会学的にタロットの実像を読み解いていく。
2004年掲載
日経新聞9/26、産経新聞10/11、TVガイド10/16号、中國新聞9/18(共同配信)、アサヒ芸能10/28号、ダ・ヴィンチ11月号、ムー1月号、読売新聞12/5、週刊朝日5/24号
タロットに秘められた、
人々の意識を読む。
図版460点掲載
「占いとしてのタロット」あるいは「オカルトとしてのタロット」が、
これまでの日本におけるタロットの一般的な認識だとすれば、
内容説明
何百年もの間、時の流れとともに変わり続けてきたタロット。多種多様な絵柄の中には、その時代の空気や人々の世界観が封じ込められている。そのすべてを解き放つ、タロット研究書の決定版。
目次
第1部 タロットの現在形(タロットとは何なのか?;小アルカナのシンボリズム;大アルカナという鏡)
第2部 タロットの歴史(タロット占いの歴史;オカルト・タロットの歴史;タロット・カードの歴史)
第3部 タロットの図像学(タロットの図像解釈における若干の方法論について;カードの絵の謎を解く)
著者等紹介
伊泉龍一[イズミリュウイチ]
インターナショナル・プレイング・カード・ソサエティ会員。1997年より新宿朝日カルチャーセンターでタロット・カード及びプレイング・カードについての講座をおこなっている。欧米の研究成果を踏まえたタロットやプレイング・カードの日本への紹介者として活躍中
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感想・レビュー
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