出版社内容情報
1994年4月,フランスのTV番組「エイズ・アクションの夕べ」に登場したバルバラは何百万人という視聴者に大きなショックを与えた。初めての恋でエイズ患者になった彼女は,同世代に向けて自分の経験を語ったのだ。彼女は言う。「私は自分のことを〈今世紀の子供の告白〉のシンボルだと感じている」。現代フランスの青春記としても貴重な本。
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一人の少女の勇気が、
世界を変えてゆく
バルバラと同じ勇気をもって、HIVについて話し、
まわりの理解を深め、偏見を打ち砕いてほしい。
・・・・・「コスモポリタン」
バルバラさんの勇気ある告白を、
私たちは真剣に受け止めなければならない。
・・・・・「UNO!」
NHK「おはよう日本」に出演、
「Pumpkin」、「クレア」、朝日新聞、毎日新聞、
京都新聞、共同通信等、各紙誌で絶賛の話題作。
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内容説明
本書は、十七歳の時に、初めて恋愛でHIVに感染してしまったひとりのフランス女性が、自らの体験を素直な言葉でつづったドキュメンタリーである。
目次
不真面目な十七歳
菩提樹の下の散歩道
唇にキスを感じて
目を閉じると優しさが
間奏曲
ナイーヴすぎた私
エックスへの旅
死と私
魅惑
ビールの匂い〔ほか〕