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出版社内容情報
芸術は人間にとって何故によろこびであるか。この問いにマルクス主義的反映論でもって答えることはできない。芸術は,食い,作り,産み,奪うといった人間の実践とのかかわりにおいてはじめて,その正体を露わにする。この意味から著者は,まず人間とは何かということ自体を疎外論の視点から問い直し,それとのかかわりにおいて芸術の本質にせまろうとする。
芸術は人間にとって何故によろこびであるか。この問いにマルクス主義的反映論でもって答えることはできない。芸術は,食い,作り,産み,奪うといった人間の実践とのかかわりにおいてはじめて,その正体を露わにする。この意味から著者は,まず人間とは何かということ自体を疎外論の視点から問い直し,それとのかかわりにおいて芸術の本質にせまろうとする。