紀伊国屋数学叢書<br> 場の理論

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紀伊国屋数学叢書
場の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 467p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784314004893
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3342

出版社内容情報

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素粒子の性質を記述するための文法体系としての「場の理論」はいったいいかなる発展を遂げてきたのか。場の量子論からゲージ場理論の導入に至る「場の理論」を,その数学的構成のみならず,歴史的に種々の理論や模型がいかなる観測結果に基づいて発展してきたか,ていねいに解説する。この分野の世界的権威による読みごたえのある本格的な解説書。

内容説明

広い意味での「場の理論」とは無限自由度の系での力学だが、本書で扱うのは狭い意味での「場の理論」、すなわち相対論的量子力学に基づくものである。この「場の理論」は素粒子の性質を記述するために欠くべからざる文法体系である。本書ではその数学的構成のみならず、歴史的に種々の理論や模型がいかなる観測結果に基づいて発展してきたか、解説する。

目次

素粒子論と場の理論
正準形式と量子力学
簡単な場の量子化
不定計量と電磁場
S行列
断面積と崩壊幅
グリーン関数
ハドロンの分類と模型
ゲージ理論とは
径路積分法によるゲージ場の量子化
閉じ込めの理論
異常項と分散理論〔ほか〕