出版社内容情報
**************************************
写真や絵で視覚化した「眼で見る数学」
豊富な写真や絵を使って、数学を視覚化した<眼で見る数学>の本である。
村で学校はどこに建てるか?
シャボン玉はなぜ丸いか?
ケーキの公平な分け方は?
動く相手を効果的に追跡する方向は?
といった暮らしに身近な問題から、数学の世界へ誘う。
ポーランドが生んだ世界的数学者ならではの、
華麗なる解法や発想のきらめきが随所に見られる楽しい一冊。
内容説明
これは“眼で見る数学”で、豊富な写真や絵を使って数学を視覚化した本である。村で学校はどこに建てたらよいか?ケーキの公平な分け方は?モザイク模様のつくり方は?チェスの定石は?といった暮しに身近な問題から、今日の数学の世界へと誘なう。「数学はちょっと」と敬遠する向きにも、きれいな写真や絵をながめるうちに、いつのまにか数学の問題を考える楽しさを味わわせてくれる。ポーランドが生んだ世界的な数学者である著者ならではの、華麗なる解法や発想のきらめきが随所に見られ、思わず読者を感嘆させずにはおかないであろう。初等数学から、解析、確率、幾何、代数まで幅広く興味深く扱っている。
目次
三角形、正方形とゲーム
長方形、数、音階
重さや長さをはかり、公平に分ける
モザイク模様をつくる、液体を混ぜる、面積と長さをはかる
最短路、学校の位置をきめる、船を追いかける
直線、円、対称、光学的な錯覚
立方体、蜘蛛、蜂の巣、煉瓦
プラトンの立体、結晶、蜂の知恵、シャボン
シャボン玉、地球と月、地図、日付け
栗鼠、スクリュー、蝋燭、音叉、影
直線でできる曲面、鎖、玩具の車、最小曲面
再びプラトンの立体、橋を渡る、結び目
を結ぶ、地図に色をつける、髪をすく
パチンコ、蛙、新入生、ひまわり
著者等紹介
ステインハウス,H.[ステインハウス,H.][Steinhaus,Hugo]
1887年ポーランドに生まれる。ゲッチンゲン大学で学位を受け、ルヴォーフ大学の数学教授を経て、元ウロチレフ大学教授(確率論・数理統計学)・ポーランド数学会副会長。X線で異物の位置を探る「透視器」の発明でバナツハ記念賞を受けた。1972年没
遠山啓[トオヤマヒラク]
1909年熊本県に生まれる。1938年東北大学理学部数学教室卒、理学博士。東京工業大学教授を務め、数学教育協議会を結成し、数学教育の改革運動をおこす。数学教育の分野を超えて広く教育全般に発言を続け、影響を与えた。1979年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。