内容説明
早稲田大学をはじめ、数十年にわたり、若者たちのカウンセリング・メンタルヘルス活動に携わってきた著者が、ひきこもりに悩む家族と社会に向けておくる一冊。
目次
序章 「ひきこもり」をもたらす現代社会の価値観
第1章 なぜ、若者たちはひきこもるのか
第2章 学校生活から離脱する子どもたち
第3章 大学生の不登校
第4章 自分探しにつまずく若者たち
第5章 心の悩みの諸相
第6章 若者の人間関係はなぜ脆弱になったのか
第7章 子育ての偏りがもたらす心のひずみ
第8章 ひきこもりからの脱出をめざして
著者等紹介
高塚雄介[タカツカユウスケ]
1945年、大連市(旧満州)にて生まれる。中央大学文学部卒。臨床心理士。中央大学学生相談室・早稲田大学学生相談センター(現総合健康教育センター)勤務を経て、2001年4月から、常磐大学コミュニティ振興学部ヒューマンサービス学科助教授。早稲田大学講師・専修大学講師を兼任。この間、東京都教育相談員・都立教育研究所講師、東京学芸大学保健管理センター・カウンセラー、東京都立松沢看護専門学校等複数の看護・福祉関係の専門学校で講師・カウンセラー、精神科クリニックの臨床心理士等を務める。各種の電話相談、不登校の親の会のサポートなどにも関わる。日本精神衛生学会理事長、日本電話相談学会常任理事、日本学校メンタルヘルス学会運営委員、日本外来精神医療学会理事、(財)日本臨床心理士資格認定協会評議員他
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