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内容説明
「武士になりたい」と願い、一滴の水がやがて大河を成すことを信じて新撰組隊士募集に際し前歴を問わないとする「身分解放」を行う…。沸騰する時代の中で、おかれた立場の高さと現実に悩みながらも武士として「誠」をもって「義」に生きた「新撰組局長近藤勇」の生涯を描く。
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京生まれ。第四三回芥川賞候補。日本文芸家協会・日本推理作家協会会員。東京都広報室長、企画調整室長、政策室長をつとめ、1979年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
48
老練ギタリストの弾き語りにも似た筆致。捕縛後の孤独なリーダーの姿が丁寧に描かれている。大勢の状況や時代のムードにも細かに触れており読み易い。2018/06/03
いさ
1
小説というより考察本に近い気がする。2013/05/17
cari-na
0
新撰組は知っていたけど、近藤勇の最後は知りませんでした。一時はヒーローであっても時代が少し変わると立場も変わる。激動の時間の流れの速さを感じました。2010/11/13
c0310
0
近藤の本というより時代背景の描写が多い感じかなあ。。2010/03/09