人物文庫
長野業政

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  • サイズ 文庫判/ページ数 450p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784313752429
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「箕輪は仁によって生き、義によって戦うのみ…」下剋上の戦国時代、民衆政治を貫く男がいた!上州(現群馬県)箕輪城において、強豪武田の進攻を剣聖上泉秀綱らとともに抵抗。巧みな戦術で数度にわたり撃退し、悩ませた「上州の大鷹」長野業政の生涯と「所堅固の城」箕輪城の攻防戦を描いた傑作長編小説。

著者等紹介

野口泰彦[ノグチヤスヒコ]
1930(昭和5)年東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒。東京本郷高校教頭をつとめた後、現在東京育英会会長・運営委員長。映画シナリオ『丹下左膳』『道場破り』など。TV『あひる飛びなさい』。舞台『道場破り』。小説家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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BIN

3
これはタイトルを長野業盛とするべき。構成的に1/3弱が武田、1/3強が業政、1/3が業盛。長野業政に関して記録があまりないからしょうがないかもしれないが、フィクションで補って欲しかった。業政亡きあとの長野家は良かった。2011/03/19

むじな

1
言わずと知れない、意外と知らない、ご当地上野国が生んだ史上屈指の名将。晩年の物語。名だたる仕事人武将多き戦国の上信越にあって、個人的には真田より直江より、断然長野。2019/08/31

tenma

1
文中では「上州の大鷹」とあるが、「上州の黄班(トラ)」とも呼ばれたらしい。人物文庫所収のため、「長野業政」となっているが、本人はあまり活躍せず、どういった人物か判然としない。また、前半は、話が前後することも多く、終盤に結び付いてこない逸話も挿入されて中途半端な印象を受ける。人物の表面的な特徴や性格の描写がきちんと描かれていないので、登場人物のほとんどの名前が覚えきれない。本来、もっと長い話を無理に縮めてしまったような感じだ。2010/02/04

苔むす

1
業政本人の生涯ではなく、武田信玄との闘争から長野家滅亡までを描いているのが面白い。信玄の力による統治を真っ向から否定し、民衆政治を貫き通した名将。剣豪・上泉信綱ら有能な家臣を統率し、生きている間は西上野を守り抜いた「上州の大鷹」。四百年後の現代にその名を残す業政に素直に賛辞を送りたい。2010/01/14

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