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内容説明
議会の壇上で倒れて、帰らぬ人となった加藤高明。反骨の陸軍軍人から、総理大臣になった田中義一。国民の期待を担って登場した近衛文麿の“運命”とは。「生きて虜囚」となった開戦時の首相・東条英機。敗軍の将となることで日本を救った鈴木貫太郎…。十一人の宰相を通して、激動の昭和史を検証する名作。
目次
議政壇上に死す―加藤高明
無欲の宰相―若槻礼次郎
反逆の血―田中義一
男子の本懐―浜口雄幸
官邸に死す―犬養毅
影なき宰相―斎藤実
銃声の下で―岡田啓介
萬歳に唱和せず―広田弘毅
運命の児―近衛文麿
生きて虜囚―東条英機
敗軍の名将―鈴木貫太郎
著者等紹介
三好徹[ミヨシトオル]
1931年、東京生まれ。旧制横浜高商(現・横浜国大)卒業。読売新聞記者のかたわら小説を発表。1968年、『聖少女』で第五八回直木賞受賞
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