内容説明
子どもが大きくなるにつれて、子育ての悩みも変わっていくもの。子どものわがままや、子どもの悩み、いつもと違った態度や問題を受け止めてあげるためのちょっとしたコツを子どもの心の成長にそって、わかりやすく伝えてくれる精神科医からのやさしい子育てアドバイス。
目次
第1章 親から見えない子どもたちの気持ち(「普通の子」たちのしんどさ;親の厳しさが子どものウソを生む ほか)
第2章 子どもの変化にどう向き合うか(一歳半まではたっぷり愛して;「やりたい放題」と「失敗」のススメ ほか)
第3章 家族の絆で子どもを包む(兄弟は同じように育てない;虐待を防ぐ環境づくり ほか)
第4章 「しあわせな子ども」に育てるために(人生のしあわせとは;大切な心の基本 ほか)
著者等紹介
小林絢子[コバヤシアヤコ]
精神科医。滋賀県生まれ、金沢大学医学部卒。弘前・藤代健生病院(青森県)、石川県立高松病院などで勤務医として20年余。1991年より金沢市内(石川県)で神経科こばやしクリニック開業。1998年、大阪天満橋でこばやしあやこ心療クリニック開業。2001年より山梨県にて診療活動を行っている。子どもは三男一女、現在、八ケ岳の麓で夫と二人暮らし
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感想・レビュー
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あさと
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小1の娘の「やりたくない!」に対してどう諭せばいいのか、子どもと本気で向き合うとはどういうことか、そんなヒントを得たくて読んでみた。一つ一つのエピソードは短くて内容が浅いと思う部分も多いが、できていないと思う点をひとまず実行してみることにする。まずは、子どもの言葉を同じように繰り返して受け止めること。認めること。まずはそこだけ、やってみる。 思春期の衝突の時期はもうすぐそこまで来てる…。その時にどんな言葉が届くだろう。 子育てはいつからでもやり直せる、という言葉、忘れずにいよう。2021/07/11