出版社内容情報
◆もう「静かに!」と言わなくてOK!
子どもが自ら集中する、目からウロコの指導法!◆
◎クラスが騒がしいときこそ「小声で」話す
◎「全員」ではなくまずは「聞いてくれる子」に向けて話す
◎「先生の話は、聞いていないことがあってもいいです」
「クラスがいつもざわざわして落ち着かない」
「静かに!と声を張り上げてばかり」
思い描いたように学級経営がうまくいかず、
ついイライラしたり、焦ったりしていませんか?
子どもに「話を聞いてほしい」と願うばかりに怒ってしまう。
このような指導では、仮にクラスが静かになったとしても、
子どもが萎縮してしまい、自主性は育ちません。
一方で、臨機応変に、自発的に聞くことができるクラスでは、
人前で発表できなかった子ができるようになったり、
友だち同士で困っていることを助け合うようになったり……と
子どもの力がどんどん発揮されます。
自立心旺盛で、思いやりあふれるクラスを育てるには、
まず、先生の口ぐせを変えましょう!
本書では、学校生活の中で対応に困る場面で
具体的にどのような言葉かけや指導をしていけばいいのか伝授します。
今日からクラスが、「先生・友だちの話を聞くのが大好き」な子であふれます!
内容説明
騒がしい時こそ「小声」で話す、まずは「聞ける子」に向けて話す、絵本やゲームで楽しみながら聞く練習をする…など子どもが自分から耳を傾ける指導術が満載!
目次
1章 どんな先生でも、どんなクラスでも!聞き上手なクラスを育てる方法!(子どもの「聞く力」がクラスづくりの明暗を分ける!;指導の基本1 話を聞くことのメリットを実感させよう;指導の基本2 「静かにしなさい」の押しつけをやめよう;指導の基本3 教師自身が聞く姿勢を大事にしよう)
2章 子どもが自然と聞くようになる!ちょっとした指導のコツ(「話は聞いた方が得」と実感させよう;「ちゃんと話を聞きなさい」では伝わらない ほか)
3章 どの子も夢中で引き込まれる!楽しみながらできる聞く力トレーニング(短時間でできる「朝のクイズ」;どの子も集中して聞きたくなるゲーム ほか)
4章 ざわつきはじめたクラスに効く!困った場面ではこうしよう(「何度言っても話を聞かない子」は無理に変えようとしない;「静かに教室移室できない子」には他者目線を与える ほか)
5章 保護者や同僚とうまくいく!教師が「聞く力」をつけるには?(教師の仕事は「聞く力」が9割!?;子どもの話にとことん付きあおう ほか)
著者等紹介
松尾英明[マツオヒデアキ]
千葉県公立小学校教員。「自治的学級づくり」を中心テーマに千葉大学教育学部附属小学校等を経て研究し、現職。単行本や雑誌の執筆の他、全国で教員や保護者に向けたセミナーや研修会講師、講話等を行っている。学級づくり修養会「HOPE」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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