目次
第1章 「漢字指導」で子どもが変わる!(なぜ今漢字指導か?;漢字指導を通して育てたい力とは ほか)
第2章 ○×でわかる!漢字指導の新常識(教師の考え方;ドリル ほか)
第3章 イラストでわかる!漢字ドリル音読(イラストでわかる!漢字ドリル音読の手順;最初の一か月は音読に集中的に取り組む ほか)
第4章 イラストでわかる!漢字ドリル(イラストでわかる!漢字ドリルの進め方;漢字ドリルの進め方1 音読 ほか)
第5章 イラストでわかる!チェック・練習・テスト(イラストでわかる!漢字チェック&練習の全体像;「漢字チェック」の意義 ほか)
著者等紹介
土居正博[ドイマサヒロ]
1988年、東京都八王子市生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。全国国語授業研究会監事。教育サークル「深澤道場」所属。教育サークル「KYOSO’s」代表。『教師のチカラ』(日本標準)編集委員。「第51回わたしの教育記録」(日本児童教育振興財団)にて「新採・新人賞」受賞。「第52回わたしの教育記録」にて「特別賞」を受賞。「第67回読売教育賞」にて「国語教育部門優秀賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mataasita
8
感動した。漢字ドリルの本当に有効な活用方法。ドリル一冊の速読から学習、ドリル一冊分の読みのテスト、漢字チェック、漢字練習と漢字活用練習。振り返りを適宜しながら自立した学習者を育てるという明確な思いが感じられる。漢字ドリルは一ページずつ担任のチェックを受ける、一字でも雑な字があればやり直し、自分のペースで進めてよい。小テストも各自で取り組ませる、漢字テストは抜き打ちで。テストには知ってる熟語を書かせるのであればしっかり加点するのもよいかも。イラストも実際の指導の言葉もあるので掲示物や通信に使いやすい。最高。2022/05/15
ジーフー
3
自己調整学習の力を育みながら漢字の読み書きや語彙を定着させるという主旨だった。ぜひ取り組んでみたい。2021/10/09
松村 英治
2
「漢字指導法」を精選・精緻化・構造化し、いろいろな意味で分かりやすくした一冊!2020/09/04
こーじ
0
「全ての指導の背後に哲学を」これが大切だと思う。要は『目的』というか、そのさらに前段階の『教育観』というか。本書はあくまでも「自立した学習者」を育むという目的に向けて、「固定観念」にとらわれた様々な指導方法を見直したり、改善したりしてきた結果、構築された指導方法を紹介されている。哲学を理解せずして表面だけを真似ることで、再びそれらが形骸化、固定観念化しないように気をつけること。これを念頭に置いておきたい。/指導方法はできるだけたくさん身につけた方がいい。本書も、若手もベテランも、多くの方に読んでほしい。2024/08/15
さーもん
0
4月からやってみようと思いました。勉強になりました。2024/02/18