出版社内容情報
子どもが交流できるオンライン授業をやってみよう!
コロナの第2波、第3波に備えてオンライン授業をと文科省も強く後押しするなかで、現場でどのようにオンライン授業を使っていくといいのか、はじめていくといいのか。
子どもが主体的に学び合えるオンライン授業はどうしたらつくれるか、その方法がわかる1冊!
内容説明
オンラインでも子ども同士で学び合える!子どもが主体的に学び合えるオンライン授業はどうしたらつくれるのか?ビデオ会議ツールの効果的な使い方など、その方法が具体的にわかる1冊!
目次
第1章 オンライン授業が求められている
第2章 オンライン授業をやってみよう!
第3章 オンライン授業を始めるために―Zoomを使い始めてみよう
第4章 朝の会をやってみよう!
第5章 実際のオンライン授業の進め方
第6章 子どもが交流して学べる自習室をつくってみよう!
第7章 『学び合い』での利用法
第8章 これから起こること
著者等紹介
西川純[ニシカワジュン]
1959年東京生まれ。筑波大学教育研究科修了(教育学博士)。都立高校教諭を経て、上越教育大学にて研究の道に進み、2002年より上越教育大学教職大学院教授、博士(学校教育学)。前・臨床教科教育学会会長。全国に『学び合い』を広めるため、講演、執筆活動に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chietaro
2
全てがオンライン授業でカバーできるかと考えると疑問です。ただ、オンライン授業について学びを深めることは必要です。実践例でオンライン授業研修の中で「操作を覚えることより、児童とのコミュニケーションに力を注いでほしい」と伝えたことがとても印象に残りました。少人数学級とオンライン授業の併用がベストかもしれません。また、学び合いには言及されていますが、評価については弱さがあるので、そこの深まりが欲しいです。現場は評価の付け方を気にしています。2020/08/22
どこかの国語教師
1
2021年2冊目。コロナ禍で、「学び合い」の西川先生たちはどんな取り組みをしたのか。通信環境が整備されていないから、ツールがないから、「教育は平等に」の名の下、尻込みをした学校が多かったのではないか。2021/02/07
ブロッコリー
1
図書館。そうそう Google スプレッドシートを忘れないようにしとかなきゃ。2020/09/13
taverna77
1
公教育にZoomを使ったオンライン授業を導入し、どんな時代でもどんな地域でもよい教育機会を提供するという著者の主張には概ね賛成です。これが実現できるかどうかは別にして、このような本が今世に出される意味はあると思います。最後のほうで「今のままだと、保護者は広域施通信制高校やフリースクールに子どもを転校させるでしょう」という予測がありますが、たぶんこれは間違っています。今のままだと、意識の高い層はお金を出して塾に通わせ(あるいはその依存度を上げ)、意識の低い層はこのままでいいかとより意識が低くなりますね。2020/07/18
fiddler05
0
西川先生の学び合い授業をオンラインでやったらどうなるか❓すでに、西川研究室出身者が実践され、この本で紹介されています。ポストコロナの学校教育はどうなるのか…、西川節が炸裂です。読むべし、2020/09/16
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- 和書
- 「今、ここ」にある幸福