出版社内容情報
田中 博之[タナカヒロユキ]
内容説明
「主体的・対話的で深い学び」に完全対応!自己評価、教科別評価、テストの改善など具体的な方法がよくわかる!
目次
第1章 アクティブ・ラーニングの学習評価はどうすればいいの?
第2章 すぐできて学習効果が高まる!アクティブ・ラーニングの自己評価
第3章 学びがぐんと深まる!アクティブ・ラーニングの相互評価
第4章 学びの基準が明確になる!ルーブリックによる評価
第5章 実践事例が満載!教科別ルーブリック評価
第6章 単元テスト・定期考査の改善と学力調査の活用はどうする?
著者等紹介
田中博之[タナカヒロユキ]
早稲田大学教職大学院教授。専門は、教育工学および教育方法学。文部科学省「全国的な学力調査に関する専門家会議」委員(2007年~)。1960年北九州市生まれ。大阪大学人間科学部卒業後、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程在学中に大阪大学人間科学部助手となり、その後大阪教育大学教授を経て、2009年4月より現職。1996年及び2005年に文部科学省長期在外研究員制度によりロンドン大学キングズカレッジ教育研究センター客員研究員を務める(マーガレット・コックス博士に師事)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はぎはぎ
3
昨今教育界隈でよく聞く、アクティブ・ラーニングに関する本。総論的に新たな学習指導要領で求められる力を確認しつつ、小中学校の各科目を事例として、アクティブ・ラーニングの実践方法やルーブリックを用いた評価方法を紹介する。そのまま使えそうな情報もあれば、上手にアレンジしたいものもある。やや総花的なきらいはあるが、教科横断的な試みを考えるならば、むしろ他教科の事例が紹介されている点はメリットともとらえられる。ただ、準備にも、実践にも、評価にもある程度時間がかかるため、むしろそれをどう捻出するかが課題かな。2019/03/30