出版社内容情報
弁護士が民事訴訟で抱く疑問を、元裁判官・岡口基一氏にぶつける!
裁判官の本音が語られた、『裁判官! 当職そこが知りたかったのです。』(学陽書房、2017年)の続編!
裁判官のさらなる本音を求め、若手・中堅・ベテラン弁護士が岡口基一氏にインタビュー!
本書の第一部は2023年12月16日に長崎県で行われた研修「続・裁判官! 当職そこが知りたかったのです」(九州弁護士会連合会主催)を編集の上収録したものです。
二部は、一部の講演内容をふまえた応用的な質問や、より内容を掘り下げた追加の座談会を収録したものです。
裁判官の思考過程や着眼点、
裁判官から見た良い弁護・悪い弁護
を知りたい弁護士が、どこまでも裁判官の本音を求め、日頃の疑問を持ち寄りました!
内容説明
「裁判官!当職そこが知りたかったのです!」書面、尋問、心証、控訴審…。裁判官の本音が満載!
目次
第1部 続・裁判官!当職そこが知りたかったのです。(裁判官は訴状をどう見る?;裁判官から見た答弁書・準備書面;証拠に関する弁護士のギモン;争点整理、どう進めるか;法壇側から見た尋問を知りたい! ほか)
第2部 岡口さん!当職もっとぶっちゃけ話を聴きたいのです。(さらに深掘りするべく再び集まりました;要件事実と「事件の見通し」主張書面と訴訟戦略;ついに最終準備書面の真価が明らかに;当事者の立証の工夫は裁判所にどう見える? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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忙しい裁判官にいかに読んでもらうか 簡潔にして要を得たもの 相対的・実体的真実主義 立証責任を重視 訴訟物が不明な訴状 裁判官は当事者に直接会わない ベストエビデンスを最初から提示 後出しは避けるべき 要件事実は主張の道しるべ 心証を先に引き寄せる 動画を提出する際は具体的な時間を明示 和解について弁護士の意向を聞く 高裁裁判官は効率的に審理を進めたい 控訴理由を排斥して控訴棄却とするのが最も簡単 原判決の問題点を具体的に指摘 経験則は裁判官によって異なる 要件事実の理解は非常に重要2025/04/10
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思っていた内容とは違った。専門職向け。2025/06/16
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