出版社内容情報
著者が受任した民事事件と刑事事件を題材に、逆転のポイントや教訓を解説する。
民事事件では、負け筋の事件から依頼者を救えた労働事件、一審敗訴から二審で逆転勝訴となった貸金請求事件等を、刑事事件では、憲法問題を最高裁まで争った事件、ちかん冤罪で無罪を勝ち取った事件を取り上げる。
事実のどこに目をつけたのか、裁判官をどう説得したのか、何を考えて事件に臨んでいたのか等、ノウハウを真率に語る。
不利な事件に向き合っている弁護士、依頼者を救うために悩んでいる弁護士にヒントを提示する1冊!
内容説明
民事訴訟、刑事訴訟、憲法訴訟。勝訴・有利な和解に持ち込む弁護のスキル!
目次
第1章 不利な事件と向き合うということ(不利な事件は弁護士の仕事の醍醐味である;負け事案から救済するために)
第2章 実例でみる逆転勝利(貸金請求事件;従業員地位確認等請求事件(使用者側)
解雇無効確認請求事件(労働者側)
マンション建替え決議無効確認請求事件
別荘管理契約事件
社会保険庁国公法違反被告事件
西武新宿線ちかん冤罪事件)
第3章 逆転のために忘れてはならない根本問題(現在の司法制度で弁護士は使命を果たせるか;歴史から弁護士の在り方を考える)
資料編
著者等紹介
原和良[ハラカズヨシ]
1995年4月弁護士登録(東京弁護士会)。2007年パートナーズ法律事務所設立。2012年弁護士法人パートナーズ法律事務所設立。2018年株式会社パートナーズ設立。一般社団法人弁護士業務研究所代表理事。東京中小企業家同友会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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