内容説明
経済改革の推進は中国にとって唯一の選択である。市場原理の導入、個人請負の企業や農業の出現…それは、伝統的社会主義のゆきづまりを乗り超える新しい路線である。12年の沈黙を経て、いま真摯につづられる待望の書下し!
目次
第1章 経済改革のための序説
第2章 毛沢東モデルと経済改革
第3章 農村における経済改革―人民公社から生産責任制へ
第4章 農業生産責任制以後の諸問題
第5章 都市経済改革の展開
第6章 企業体制改革の課題
第7章 企業体制改革の諸形態
第8章 価格制度改革の課題
終章 中国経済改革の選択―「平等」と「効率」のはざまで