出版社内容情報
清水 陽平[シミズヨウヘイ]
内容説明
事実関係の把握やアカウント処理から、責任追及の道すじ、取り得る予防策までをこの1冊に。ネット炎上対応の指針を示します。
目次
第1章 炎上の発生原因と考察(炎上とは;炎上のパターン;炎上拡散のメカニズム;誰が炎上させているのか;なぜ炎上への対応が必要なのか)
第2章 炎上の初動対応(対応の要否の見極め;対応の手順;対応の実践)
第3章 炎上の後処理(信頼回復のための対応が必要;検索結果の浄化;責任追及;刑事告訴)
第4章 炎上の予防策(日頃の備えが炎上を防ぐ;規程類の作成;ソーシャルメディアポリシー/ガイドライン;従業員教育・研修)
著者等紹介
清水陽平[シミズヨウヘイ]
東京弁護士会所属。法律事務所アルシエン、共同代表弁護士。2004年早稲田大学法学部卒業。2007年弁護士登録(旧60期)、都内法律事務所入所。2008年都内コンサルティング会社入社。2010年法律事務所アルシエン開設。所属学会等、一般社団法人レジリエンス協会、一般社団法人ニューメディアリスク協会(NRA)、情報ネットワーク法学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有坂汀
4
本書は弁護士である清水陽平氏が、ネット炎上が発生した時における事実関係の把握やアカウント処理から、責任追及の道すじ、取り得る予防策までを1冊にまとめたものです。「ネットの炎上なんて自分には関係ない。」と思っているそこのアナタ!スマホの普及率が飛躍的になり、誰もがSNSを使うようになってからは「炎上」の陥穽はそこかしこにあることを本書を読んで再認識しました。ここには「炎上」が発生するメカニズムに始まって、初動対応から、責任追及の道すじ、さらには企業側が今後取り得る予防策までが体系だててまとめられております。2025/01/19