内容説明
証拠収集や計算方法、訴状・準備書面の書き方がこの1冊でわかる!
目次
第1章 事実関係の把握と残業代の計算(基本的な事実関係を把握する;時間単価を算出する;実労働時間を確定させる ほか)
第2章 使用者側の抗弁への反論(非労働時間であるとの主張;固定残業代、各種手当、基本給に包含して支払い済みであるとの主張;年俸制なので、残業代は支払い済みであるとの主張 ほか)
第3章 残業代請求の相談から解決までの手続(相談の際の留意事項;手続選択;証拠保全 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケニオミ
11
前職ではほとんど残業代が支払われなかったため、社会保険労務士を通し、労働基準監督署を活用して残業代の支払い請求を現在行っています。「ド」が付くほどケチな会社でしたので、支払わないためには様々な抗弁(言い訳)を駆使してくると思っています。それに備えるために手に取ったのが本書です。タイトルに「法律実務マニュアル」と記されているとおり、法律実務に則っていて、私の目的の達成には力になる本です。理論武装して対抗します!2016/01/30
まいまいままいまい
0
未払い残業代に関しての考え方や計算、請求方法、予想しうる相手方からの反論まで網羅されてる。参考になる判例の記載もある。 どちらかというと弁護士にむけて作られた本なので難しめだけどとても役に立つ2023/04/22