要約交通事故判例140

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784313313118
  • NDC分類 681.3
  • Cコード C3032

内容説明

「赤い本」「青本」編集30年の著者が説く実務家のための判例ガイド!!実務に使える判例を厳選!!

目次

1 責任の発生、賠償額の減額・調整(運行供用者の定義―実質的要件を『運行支配』と『運行利益』の帰属する者とした事例;加害自動車所有者の親の運行供用者責任―運行供用者の認定において支配・管理して事故を防止すべき立場であることを重視した事例 ほか)
2 休業損害・逸失利益の算定(定年後の逸失利益―学歴計平均を基に算定した事例;比較的高収入の若年女性労働者の逸失利益―賃金センサスの年齢別平均と全年齢平均との比率を被害者の現実収入に乗じ基礎収入額と認定した事例 ほか)
3 積極損害算定の問題点(過剰高額な医療費と賠償の可否―医師の裁量の範囲を逸脱した不合理なものとは言えないとしつつ健保診療の1.5倍の限度で賠償を認めた事例;効果のない治療費の賠償―治療を行ったのは医療機関側の責任であり被害者が治療費を支払っている以上減額することは相当ではないとした事例 ほか)
4 慰謝料の問題点(死亡した本人の慰謝料請求権―死者の取得した慰謝料請求権を相続人が相続により取得することを肯定した事例;兄弟固有の慰謝料―年齢、生活状況、家族構成などから兄弟固有の慰謝料を否定した事例 ほか)
5 物損の問題点(破損自動車の買替えが認められる要件―本体の本質的構造部分に重大な損傷を生じたことが客観的に認められることを要するとした事例;経済的全損による買替相当の判断にあたって考慮すべき金額―車両時価額に車検費用、車両購入諸費用を含めた金額を修理費と比較すべきであるとした事例 ほか)

著者等紹介

高野真人[タカノマサト]
弁護士(東京弁護士会)。1950年東京都生まれ。72年東京大学法学部卒業。同年司法研習所入所。74年弁護士登録。1981年より(財)日弁連交通事故相談センター専門委員会第2部会委員。89年より(財)日弁連交通事故相談センター専門委員会第2部会部会長(青本12訂版以降)。1986~87年度東京三弁護士会交通事故処理委員会副委員長・算定基準部会長。94年度日本弁護士連合会交通事故対策委員会委員。98年度東京三弁護士会交通事故処理委員会委員長兼(財)日弁連交通事故相談センター東京支部長。1995年より日本交通法学会理事。2007年より日本賠償科学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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