出版社内容情報
専門性が高い自治体決算のイロハが学べる入門書。
決算とは何か、決算書類にはどのようなものがあるのか、何が書かれているのかをやさしく説明するとともに、制度の「なぜ?」「どうしてそうなるのか」を明快に説く。
決算担当になった職員のために必要最低限の内容をまとめた1冊。
今改訂では、最近の公会計制度の進展、内部統制の導入などについて、新たな解説を加えた。
内容説明
決算担当が知りたい全体像がつかめる!
目次
序章 気がつけば、会計はそこかしこにある(会計ってナニ?;会計の目的は?;会計の使い方;会計とは)
第1章 自治体マネーの動きを見る(自治体のお金はどこから来るか;役所の台所の主役は誰だ?;会計の決まりごと)
第2章 1年の成果は決算にあり(自治体決算の見方;決算書に何が書いてあるか;決算書を詳しく説明するもの;自治体の財産の増減を示すもの;決算に対する意見と施策の成果を示すもの;決算書では見えない情報はどこに)
第3章 バランスシートで見る自治体財政(自治体と株式会社ではどこが違うのか;自治体の財務書類を見てみよう;連結財務書類;バランスシートで分かること)
第4章 正しい決算が作成されるための仕組み(不正を防ぐために;内部統制はどう機能するのか;自治体の内部統制で変わること)
著者等紹介
磯野隆一[イソノタカカズ]
1963年生まれ。1986年埼玉大学教養学部卒業。同年埼玉県庁入庁。入庁以来一貫して、特別会計の予算決算や病院事業会計の財務、出向先の公益法人経理等を含む会計事務に携わる。会計管理課決算担当、監査事務局財政的援助団体等監査担当、福祉監査課障害施設監査担当を経て、現在、学事課検査指導担当。2005年米国公認会計士試験合格。AICPA(米国公認会計士協会)会員。JUSCPA(日本における米国公認会計士の団体)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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