出版社内容情報
住民税・固定資産税の課税業務を行う自治体職員の方向けに、
税の基礎知識、課税する額の出し方、担当としての心構えをまとめた本です。
「はじめての業務で何をやったらいいかわからない」
「税額の計算が難しそうで不安……」
「専門用語が全然理解できない」
そんな不安やお悩みを解決します。
1章は課税担当の仕事の全体、2章は税の基本、3章・4章は住民税・固定資産税の課税の仕方や関連業務、5章は担当としてのスキルアップ術を解説。
配属されてまもない頃はもちろん、
慣れてきても基本に立ち返りたいときにはさっと復習できる、
課税担当の「お守り本」です。
内容説明
税の基礎から実務のコツまで担当者必須の知識を1冊に集約!難解な税額計算も一から丁寧に解説!複雑な制度をすっきり整理!日々の疑問に素早く答える用語集つき!
目次
第1章 課税担当の世界へようこそ(税務はとても大事です;税務の役割分担;課税業務の3つの特徴;課税担当で磨く3つのカ;課税担当が感じるやりがい;課税担当に必要な心構え;配属されたら最初に何をする?)
第2章 地方税の基礎知識を押さえよう(そもそも「税」とは何だろう;税の種類と分類を押さえよう;課税業務の枠組みを理解しよう;課税業務の関連業務を理解しよう;主な市町村税を見てみよう;租税原則も知っておこう;国税と地方税の違い)
第3章 住民税の課税業務は何をするの?(住民税の概要;住民税担当の仕事の全体像;誰に課税するのか;いくら課税するのか;どのように税額を伝えるか(納税の告知)
住民税がかからないケース(非課税)
税額が低くなるケース(減免)
証明書の発行
よく尋ねられる住民からのQ&A事例集
ふるさと納税四方山話)
第4章 固定資産税の課税業務は何をするの?(固定資産税の概要;固定資産税担当の仕事の全体像;誰に課税するのか;いくら課税するのか;どのように税額を伝えるか(納税の告知)
固定資産税がかからないケース(非課税)
税額が低くなるケース(減免等)
証明書等の発行
固定資産税に固有のトピック
都市計画税
よく尋ねられる住民からのQ&A事例集
新型コロナウイルス感染症と課税業務 ほか)
第5章 一歩先に進むための+α(地方税法を読む;情報を適切に扱う徴収を意識する;財政を意識する;知識の幅を広げる;チームプレーを大切にする;業務を改善する;“外”の世界をのぞいてみる)
著者等紹介
清原茂史[キヨハラシゲフミ]
京都府長岡京市財政課課長補佐兼係長。大学(法学部)卒業後、IT会社に就職し、エンジニアやプロジェクトリーダーとしてシステム開発に従事した後、人材育成業務に携わる。2013年入庁。課税課(現税務課)資産税係で実務担当を6年経験。前職での経験を活かして入庁2年目から3年目にかけて固定資産税システムのリニューアル案件の主担当となり、導入後も業務改善を推進する。2019年度より現職。庁外では「オンライン市役所」で地方財政の勉強会を企画・開催している
原田知典[ハラダトモノリ]
神戸市税務部市民税課2G市民税担当。大学(国際関係学部)卒業後、貿易商社に就職し、医療機器輸入部門に従事した後、医療機器メーカーに転職し国内営業部門に従事。2010年入庁。教育委員会事務局などを経て、市民税課にて課税担当を6年経験。市民税課において、証券税制についての研修講師を毎年担当している。庁外では「オンライン市役所」で住民税課税事務の勉強会を企画・開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。