出版社内容情報
未曾有の感染症や地震災害、例年の台風による水害などに備え、自治体には、防災対策の最前線として重要な役割が課されている。
しかし、災害の多くは事前にわかるものではないことから、いざ災害が起こった際には、担当者は心身ともに相当な負担を背負わざるをえない。また、仕事の全体像が見えないなど悩みの種は尽きない。
そこで、本書では、あらたに防災担当となった方に向けて、各種の防災計画に関する知識はもちろんのこと、防災係長・課長経験の経験のある著者が、失敗し、それを乗り越えてきた「仕事のエッセンス」を詰め込み、防災担当の仕事のノウハウを1冊にまとめた。
内容説明
現場を知り尽くした防災課長経験者が実体験を交えて解説!防災担当の仕事と役割がよくわかる!風水害対策の基本と実務のポイントがつかめる!防災計画の作り方を事例をもとに詳解!
目次
第1章 防災担当の仕事へようこそ
第2章 防災担当の心構えと仕事術
第3章 災害対策本部体制整備のポイント
第4章 避難体制・避難所等運営体制整備のポイント
第5章 防災に関する計画策定のポイント―「給水計画」の策定事例
第6章 住民・議員対応のポイント
第7章 マスコミ対応のポイント
第8章 災害発生時の対応ポイント
著者等紹介
森田修康[モリタナオヤス]
荒川区の管理職。明治大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所を経て2002年に荒川区へ入区。情報システム、企画、自治体シンクタンク等の業務を経て、2016年4月から2021年3月までの5年間「防災」に携わり、防災課係長、防災課長を務めた。2012年、早稲田大学大学院公共経営研究科修了(公共経営修士)。専門は公共政策、政策評価。早稲田大学パブリックサービス研究所招聘研究員として研究活動も行う。構想日本事業仕分けチームの一員として自治体の事業仕分けの仕分け人を務めたり、2013年、G8サミット議長国の英国・キャメロン首相(当時)の呼びかけで創設された「G8インパクト投資タスクフォース」の「内閣府社会的インパクト評価検討ワーキング・グループ」において社会的インパクト評価を普及促進するためのマニュアル作成に携わったりする等の活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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