出版社内容情報
人口減少下を行き残るための公務員像を描く!公務員の副業解禁、従来の公務員試験廃止、基礎自治体では応募者数日本一といったニュースで話題の生駒市。自治体のトップランナーとして先端をひた走る首長が、最新の自治体政策をふまえつつ将来を生き残る公務員像を描く。
1 公務員の仕事の常識が変わる!
・人工知能の進化により公務員の仕事が消滅する!
・人口減少・少子高齢化で公務員数は一気に減少する!
・身分保障の砦の終身雇用・年功序列はまもなく崩壊!
・庁舎がなくなる!公用車もなくなる! ほか
2 公務員試験はなくなり公務員の副業が当たり前になる!
・公務員試験はなくなり、「公務員志望」「民間志望」は死語になる!
・リボルビングドアでの採用が増え、新規採用者数は減少する!
・自治体が公務員の副業を推進する! ほか
3 自治体は経営だ! 稼ぐ自治体が台頭する
・コストカットだけではない「真の行政改革」が始まる!
・一石四鳥の取り組み―空き家対策が進化する!
ほか
4 すべての自治体に国際化が求められる!
・新興国のインパクトはますます大きくなる!
・世界を相手にものを売る!
・語学力・プレゼンテーションよりも大切なもの
5 リストラされない公務員になるためには
・ゼロから1を生み出す「始動」力を発揮しよう!
・タブーに挑戦する「突破力」を身につけよう!
・生産性を上げるところからすべてはスタートする
・公務員をやめても食べていける専門性を身につける
ほか
小紫雅史[コムラサキマサシ]
著・文・その他
内容説明
人口減少時代を公務員はどう生き残るか?
目次
第1章 公務員の仕事の常識が変わる!(人工知能・ロボットの進化により、公務員の仕事が消滅する!;少子高齢化・人口減少の中、公務員数は一気に減少する! ほか)
第2章 公務員試験はなくなり、公務員の副業が当たり前になる(公務員は、なりたくない職業になってしまうのか?!;公務員試験はなくなり、「公務員志望」「民間志望」は死語になる! ほか)
第3章 自治体は経営だ!稼ぐ自治体が台頭する(コストカットだけではない「真の行政改革」が始まる!;ふるさと納税だけではない新しい寄付のしくみが広がる! ほか)
第4章 すべての自治体に国際化対応が求められる!(新興国のインパクトはますます大きくなる!;観光客は海外から直接招聘する! ほか)
第5章 新しい時代の公務員として生き残るために(地方創生時代の自治体職員に求められること;0から1を生みだす「始動力」を発揮しよう! ほか)
著者等紹介
小紫雅史[コムラサキマサシ]
奈良県生駒市長。1997年、一橋大学法学部を卒業し、環境庁(現・環境省)に入庁。ハイブリッド自動車の税制優遇、(株)ローソン等との環境自主協定の締結などに携わる。米国のシラキュース大学マックスウェル行政大学院に留学し、2003年に、行政経営学修士号(MPA)、教養学修士号(MA)を取得。帰国後、「NPO法人プロジェクトK」「環境省を変える若手職員の会」を立ち上げ、官邸に霞が関改革の提言を提出するなど、公務員制度改革に一石を投じる。2007年2月から3年間ワシントンDCの日本国大使館に勤務。2011年8月、全国公募による371名の候補者の中から生駒市副市長に就任。2015年4月、生駒市長に就任し、現在に至る。生駒市では、環境モデル都市への認定、採用制度改革や地域に飛び出す副業制度の実施、自治体電力会社の設立、先進的な受動喫煙防止施策の推進等、数々の実績を上げる一方、市民と行政がともに汗をかいて進める「自治体3.0」のまちづくりを提唱し、全国に先駆けて実践しており、各種メディアへの出演・連載や講演も多数。1974年兵庫県小野市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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