目次
第1章 地方を取り巻く状況
第2章 予算をめぐる論点
第3章 行政評価と予算の関係
第4章 公共施設改革と予算
第5章 予算編成
第6章 予算の見積もり
第7章 要求を実現する組織
第8章 政府の予算編成
第9章 新しい予算要求の仕組み~展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
4
近年の地方財政を取り巻く問題や論点、行政評価や公共施設改革を踏まえての、予算の立て方の本。タイムスケジュールややるべきこと、収集すべき情報などもさらりと書いてあるが、幅が広すぎて、実務とあまり感じられなかった。形骸化した事業を廃止していくのは分かる、弾力性のない予算をくんでもだめなのも分かる、リスクを負わないようにしないといけないのも分かる、短期的な視野になりすぎたら将来的に自治体の首を絞めることになるのも分かる……って、財政の舵取りの難しさだけがわかった感じ。2020/11/19
木村あきら
0
①自治体も組織。「正しい」は多様。議会・委員会質疑は補強資料になりうる。論理的思考が強いと現状維持を補強してしまうこともある。 ②行政評価は予算削減するためではない。PDCAを回すため。削減する側の論理をもう少し見極めたい。 ③似た事業がないか。行政がやる仕事なのか。(ここはめちゃ雰囲気やなあと思う)2023/12/05
睡眠学習
0
予算要求実務のやり方というよりかは、予算要求実務の課題を論じている様な気がした2021/07/15
Ekai Sunahara
0
タイトルにもあるように大変実務的な内容が多く、ためになる内容だった。 例えば、財政当局からの宿題に対しての回答案や必要な視点が示されいていた。また、予算額を削減していくべきときに、必要な根回し等の留意点も示されており、実務家にオススメしたい本である。2018/04/08