住民のための自治体バランスシート―わかりやすい公会計のしくみ

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784313120471
  • NDC分類 349.3
  • Cコード C2033

内容説明

「行政は住民にどう役に立ったのか」「住民の税は有効に利用されたのか」を一目で明らかにする、住民と行政の2つのバランスシートについて詳解。会計報告を簡単につくるための例を実際にエクセルを用いて示す。日本で初めて「町長の貸借対照表」と「町民の貸借対照表」をあわせて掲載した福間町会計報告書(2002年3月)を資料として抄録。スチュワードシップの視点から、政府(自治体)と納税者の2つの貸借対照表が果たすべき本当の機能と役割について、簡単にわかりやすく解説。

目次

第1章 入門編―誰のための公会計か
第2章 基礎編―現状を伝えるバランスシート
第3章 応用編―その仕事、「お役所」のしごとですか
第4章 実践編―簡単に作る会計報告
第5章 実務編―その会計報告、信用できますか
終章 これから何が変わるのか小さな政府を目指して
資料 福間町会計報告書(抄録)

著者等紹介

吉田寛[ヨシダヒロシ]
公認会計士。外資系監査法人・日本系監査法人の勤務をへて1988年吉田寛公認会計士事務所を開設。公会計においてはそのユーザーを納税者とし、「納税者にわかりやすい」ことを重視している。1998年には宮城県の企業会計手法導入プロジェクトに参加し、行政の値札に相当する成果報告書を作成した。2000年より、福岡県福間町で、「町民の貸借対照表」「町長の貸借対照表」「成果報告書」を作成している。2001年スペイン・バレンシアで開催された国際公会計学会で、「公会計の財務諸表利用者としての納税者」を報告した。1988年より産業能率短期大学講師。担当は経済学・会計学・税法・簿記論。1998年より2001年まで、千葉商科大学経済研究所の客員研究員。2000年より千葉商科大学政策研究課博士課程在学中
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