正倉院の謎

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784312010247
  • NDC分類 702.13
  • Cコード C0095

内容説明

正倉院は藤原仲麻呂のクーデターのための武器庫、宝物庫だった!あの名香「蘭奢待」は信長だけでなく、明治天皇にも切り取られていた!岩倉具視、伊藤博文、井上馨ら明治の元勲は「宝物」を私物化していた!?厳重に封印された正倉院から、なぜ「宝物」類は消亡、増減したのか?歴史の闇に隠された「宝物」の数奇な運命。

目次

第1章 『東大寺献物帳』の問題点
第2章 宝剣と宝冠の謎
第3章 勅封の問題
第4章 歴代権力者たちの開封
第5章 正倉院に泥棒が入る
第6章 戸籍のない宝物
第7章 明治五年の開封と消え去った宝物

著者等紹介

由水常雄[ヨシミズツネオ]
1936年、徳島県に生まれる。早稲田大学大学院博士課程修了(美術史)。1968年より1970年まで、チェコ(旧チェコスロバキア)政府招聘留学生としてプラハのカレル大学大学院に学ぶ。ガラス工芸史、東西美術交渉史専攻。多摩美大、早大、岩手大、日本女子大などいろいろな大学で教鞭をとった後、1981年、ガラス作家養成校・東京ガラス工芸研究所、能登島ガラス工房などを開設。現職:国立台湾芸術大学客員教授、箱根ガラスの森美術館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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オノ版図

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信長と蘭奢待について知りたかったときにうってつけのご本でした。そういや今までなんとなく、正倉院の宝物は天平時代のものだけだと思っていて、後の世の(散逸はともかく)納入なんて思いいたらなかったな、と。読み終えても謎はあまり解けなかった気もしますが、勉強になりました。2015/10/03

ぱらっぱ

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だぶって登録したことになった。これはどうすれば消せるのでしょうか。それにしても昔の中公文庫は頑張っていたな、と思いました。2010/04/11

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