内容説明
この書は、祈りをテーマに、二〇年以上にわたってさまざまな人々の生き様を追った写真家の記録である。
目次
鯨と生きる―インドネシア・レンバタ島
死ぬために生きる人々―インドネシア・スラウェシ島
原始世界を求めて―ニューギニア島・イリアンジャヤ
南海の騎馬民族―インドネシア・スンバ島
神々への舞―バリ島
パダウン族の首輪―タイ・バンマイ村
砂漠の民―インド・プシュカル
厳冬の秘祭―インド・ラダック
黄金寺院―インド・アムリッツア
放浪の行者サドゥ―インド・シプラ川
森のなかの瞑想―スリランカ
馬と神―モンゴル
最後の纏足―中国
大人になるとき―ケニア・マサイマラ
使者に守られる国―マダガスカル
岩窟教会―エチオピア・ラリベラ
幻の裸族―エチオピア・スルマ
神々と交わる一瞬―ハイチ
氷河と祈り―ペルー・アウサンガテ
終わりなき旅―インド
著者等紹介
石川梵[イシカワボン]
1960年生まれ。写真家。アジアを中心に世界各地を巡り、辺境の民とその精神世界の映像表現をライフワークにしている。インドネシア、レンバタ島の鯨漁を題材にしたフォトエッセイは脚光を浴び、国内外の著名な雑誌に掲載される。写真展を各地で開催。著書に写真集『海人』(講談社出版文化賞、日本写真協会新人賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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