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内容説明
天安門事件にあらわれるように、中国の指導部は権力闘争をくり返し、社会は乱れ、まさに中国は激動している。中国共産党の本質と中国社会の現状を、台湾の月刊誌「天下」の中国人記者10名がさぐる。
目次
権力と金の綱引き
驕慢、自負、強国の夢
虐殺の原点
権力に奉仕する科学技術
ペンから政権が生まれる
中国のマスメディアはなぜウソをつくのか
曲がり角にきた国営企業
金もうけの風潮になびく農村
上海―地方の哀歌
経済動乱の根源
外貨兌換券によって二分された世界
資本主義の窓口
中国における台湾企業
中国における日本企業
貧困がもたらした農村改革
政治と企業の癒着
前倒し消費景気にうかれている中国
戸籍で区分される貧と富
天安門が見えない八億人
ハンスト大学生の告白
知識人が中国を動かす
北大荒に見る新緑の芽
マスメディアは宣伝の道具ではない
上海は重荷を背負って山に登っている
封建的残滓がまだたくさんある
党の改革がキー・ポイントだ
政治的にきわどい球を打つ