朝鮮半島の倭系遺物からみた日朝関係

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784311305023
  • Cコード C3021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

3
著者の博士論文をまとめた一冊。比較的長期間にわたる日韓交渉史が描かれる。また、韓国で発表された論文も翻訳して収められているので勉強になりました。持っててもよい一冊ですね。2016/09/22

遊動する旧石器人

0
2014年5月30日初版発行。韓半島東南部の辰・弁韓、加耶・新羅の地域を中心に、前3世紀~6世紀中葉までの倭系遺物から日韓交渉史を考える1冊。勒島貿易や原の辻=三雲貿易、博多湾貿易、そして博多湾貿易解体以後の交易網についても言及する。弥生前期末から韓半島との交易を主体的に行ってきた北部九州が、倭国乱により畿内に対外交渉権を奪われるというやや古説が引用されているものの、それでも古墳前期の交易の実態は北部九州(西新町)とされていたところに違和感を覚えたが、その後の展開を見ても、北部九州の脈は切れないと考える。2018/02/27

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