古代ヤマトと三輪山の神

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784311203497
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

日本古代史の謎、三輪山と出雲の神、古代ヤマトの王宮はどこか等、十人の古代史学者が問題点にいどむ!

目次

1 三輪の大神の原像をめぐって
2 三輪山の信仰―カミと神
3 古代史における三輪山信仰
4 大物主神と出雲
5 神酒と災害と神祭り
6 三輪山の神と周辺の神々
7 古代ヤマトの王宮と山辺の道・上つ道
8 ヤマト王朝と三輪の大神
9 巻向山と邪馬台国とアメノヒボコ
10 纒向遺跡は邪馬台国か

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

7
山折「大神神社のご祭神の大物主神、この神のフルネームの意味がよくわかりません。…それもそのはずでモノという日本語がすべてのモノを隠してしまう。「もの」という字はいろいろなものに転することができてよくわからない言葉なのです。物語のモノです。物の怪のモノ、「もののあはれ」のモノであります。…その中でもいちばん恐いのが鬼とか魔・悪魔、そういう意味まで含んでいる。善と悪の両方を含んでいる。オオモノヌシというのはそれが大きいわけで、これはある種恐い神様ということです。後の伝承によると…出雲の大国主神の分身だとある」2020/11/07

らむだ

3
大神神社が主催する「三輪山セミナーイン東京」の第十回を記念した講演録。十人の古代史学者の講演が収められている。2024/03/31

まじょるか

3
上田正昭氏が日本について外国人に説明する時、源氏物語の「才(ざえ)を本(もと)にしてこそ大和魂の世に用ひらるる方も強ふ侍らめ」を引用するという。▼「土地には必ず神様が鎮座しておられるという信仰です。今日でも地鎮祭をする。」、 「人は死んで神になる。菅原道真、平将門など秀吉も家康も神になった。だから神を一度死ぬという考え方につながる。」2014/12/22

のりきよ

2
複数の研究者の論文が載せられていたので、それぞれの著者による多様な着眼点や見解から三輪山を中心とする日本古代史の研究成果を概観することができた。俺としては、上田氏の主張全般、水野氏の山辺の道と上つ道の考察、菅野氏の大国主の亦の名に関する見解、千田氏による中国の古地図から見た日本列島の位置に関する認識やアメノヒボコと出雲族との争い関する見解、白石氏よる古墳から出土した神獣鏡の製作年代からの古代史考察、などが興味深かった。つーか、もう邪馬台国は纒向遺跡ってことでいいっしょ。2013/12/24

みにみに

2
やっぱりまきむく遺跡が邪馬台国なのかな~。ところで、大神神社、でっかい鳥居のとこは行ったことあります。でもなんの予備知識もなかったので、読み方すらわからなかった。おおみわ神社とよむのね。2013/11/11

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