邪馬台国と纒向遺跡

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  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784311203381
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

邪馬台国の場所と纒向遺跡、纒向遺跡の最新発掘調査の成果、土中から姿を現わした大型建物群の復元、邪馬台国東遷説など、纒向遺跡・邪馬台国・卑弥呼の謎を解く。

目次

1 邪馬台国と纒向遺跡(上田正昭)
2 纒向遺跡発掘の成果(橋本輝彦)
3 纒向遺跡調査の意義(石野博信)
4 纒向遺跡の大型建物と棟持柱建物(黒田龍二)
5 神武東征と邪馬台国東遷説(千田稔)
シンポジウム 邪馬台国と纒向遺跡をめぐって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

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近頃「纒向学」なるものにちょっとだけ触れており、そのお勉強。2009年のシンポジウムをまとめたもので、基礎知識がないとついてゆくのに苦労するが、要は2世紀後半から3世紀にかけて、日本列島に何が起こっていたかを解き明かすために懸命に模索しているということだな。確かに極めて興味深い時代だ。2014/06/05

のりきよ

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2009年に巨大な建物の柱跡が発見されたことで一躍メディアから注目された纒向遺跡の、現段階での発掘成果が一通り概観できた。纒向の大型建物群は東西軸に並んでおり、これは春日大社と似た配置であるそうだ。一般人の住居跡は竪穴式ではなく堀立柱式住居跡が多いことからも、纒向には身分の高い階層が住んでいたのかも。又、東海系をはじめとした西日本各地の土器が纒向で発見されている点も興味深い。他の2~3世紀頃の遺跡には重要区画が2つあるものが多く纒向でも今後もうひとつの重要区画が発見されるかもしれない。今後の調査に期待だ。2013/11/06

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