暮らしの考古学シリーズ
土器の考古学

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784311203039
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

古代の日本の人々の暮らしはどうだったか?縄文土器・弥生土器・土師器・須恵器・陶磁器など身近に使われてきた器から古代の暮らしをさぐる。

目次

1 縄文土器を学ぶ(人類の歴史と縄文土器;「引き算型」、「足し算型」の造形上の意味 ほか)
2 弥生土器を学ぶ(弥生式土器の認識のはじまり;弥生式土器の時代とは ほか)
3 律令制化の土師器(「土師器」と研究の歴史;南関東の土師器編年 ほか)
4 須恵器を考える(窯で焼かれた器;文書に現れる焼物と現れない焼物 ほか)
5 中世の陶磁器(土器;陶器 ほか)

著者等紹介

安藤広道[アンドウヒロミチ]
1964年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得。慶應義塾大学文学部准教授

後藤建一[ゴトウケンイチ]
1957年生まれ。駒澤大学卒業。湖西市教育委員会

小林達雄[コバヤシタツオ]
1937年生まれ。國學院大學大学院修了。國學院大学文学部教授、新潟県立歴史博物館館長

田尾誠敏[タオマサトシ]
1964年生まれ。東海大学卒業。東海大学文学部・大正大学文学部等非常勤講師

手塚直樹[テズカナオキ]
1947年生まれ。青山学院大学大学院修了。青山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HITO

1
土器から焼き物全般に考古学的関心がある人は必読の書。平易にして詳細。繰り返し読み、もはや書込みだらけ。2018/07/27

マロソ

1
縄文時代から現在に至るまで、人々の営みと密に接し考古学の中の基礎資料として取り扱われる土器。本著では5人の研究者が縄文~中世の土器・焼き物にいて概説。かながわ考古学財団企画の講演会を元に出版されていて、各章神奈川県と絡めた話も収めている。個人的に古墳時代後期頃の土師器について知りたかったが、飛鳥時代~畿内産土師器や大量生産の為の法量分化の過程が興味深い。特に鬼高式では須恵器模倣杯の出現が重要なファクターとなってくる。丁度日本考古学Ⅱで各時代の土器編年についてやっていて、レジュメと見比べながら読んで実感。2012/07/07

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