出版社内容情報
つねに読者を魅了する作家・筒井康隆。語り下ろしロングインタビューから書籍未収録作、各界の豪華寄稿陣による評論・エッセイまで。
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
編集
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MICK KICHI
79
あ、なんともったいない。1日で読んでしまった。うははははは。「筒井康隆 自作を語る」と補完するとよいぞよ。2018/10/08
鱒子
70
今や定番となった河出のムック、今回は筒井康隆氏。ツツイストによる寄稿もゴージャスなメンバーばかり。なかでもライムスター宇多丸さんは、評論家と見紛うほどの文章です(上から目線スミマセン)。小松左京氏 星新一氏 との対談、大江健三郎氏 丸谷才一氏との鼎談も豪華。ツツイストには遠く及ばないわたしですが、筒井康隆氏はまさに日本文学の大スタアだと思うのです。2019/11/30
keroppi
66
いやー、盛りだくさんの内容だけど、一気に読んでしまった。筒井さんの魅力がいっぱい詰まったムックだ。あれもこれもそれも読みたくなる。最近書かれた短編は、まだ読んでいないので、早く新刊出ないかな。さらなる最後の長編にも期待したいけど、書いていただけないかしら。あー、筒井康隆展にも早く行きたくなってきた。2018/10/13
ぐうぐう
42
SFはもともと前衛的なものだ、と言ったのは星新一だが、日本SF第一世代で一番前衛的な作品を発表していた筒井康隆が、いち早く中間小説誌へ進出し、やがては純文学の世界へ殴り込みをかけるようになったのは、皮肉でもなんでもなく、やはりSFが一番前衛的であることを、結果的に証明している。『富豪刑事』の「自作を語る」での、筒井のこんな言葉が象徴的だ。長くなるが引用する。「現実の捜査活動に伏線なんてものはありえないし、ましてそれが結末で全て解決されるなんてこともありません。(つづく)2018/10/28
阿部義彦
33
10月6日より2ヶ月間世田谷文学館で「筒井康隆展」が開催です。又吉やカズレーザーさんの後押しも有って若い読者も増えて、今やこの世の春を謳歌していらっしゃるようで古くからのファンとしても喜ばしい限りです。何よりも未だに現役で小説を発表なさっているのが本当に凄いです。渡辺某や五木某の様に晩年は創作せずに宗教もどきのエッセイで小金を稼ぐような事はどうやら筒井翁には不必要なようで、、なぜなら過去作が続々と自然発生的に売れているので。「旅のラゴス」「虚人たち」何よりも「時かけ」は孝行娘ですね!漫画家の寄稿有り。2018/10/11
-
- 電子書籍
- 幕張サボテンキャンパス(2) バンブー…