出版社内容情報
没後50年を経て未だ読み継がれる人情の作家。山本周五郎の魅力の全て。単行本未収録の少年小説や文庫未収録の小説、随筆、鼎談等。
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オードリー若林そっくりおじさん・寺
83
先日、山本周五郎が橋本左内を書いた短編『城中の霜』を読んで感服した。この本に文庫未収録の『橋本左内』という短編が載っているのを知り借りてくる。恥ずかしながらそれと高倉健の文章のみ読む。『橋本左内』は『城中の霜』の異題同内容かと思っていたが全く別物。しっかりとした伝記小説である。高名な幕末の志士でありながらロマンスも剣劇も無い立派な人生を讃えている。山本周五郎はこういう人が好きだったのだろう。河出には『橋本左内』と『城中の霜』で文庫を出して欲しかった。他社でも良いが。私はすっかり橋本左内が好きである。2018/06/20
マカロニ マカロン
17
個人の感想です:B+。『柳橋物語』読書会の資料作りの為に読んだ。本書にはこれまで出版されてない短編が2編、文庫未収録5編掲載されているのも楽しい。高倉健さん、木内昇さん、山口瞳さんのエッセイも山本さんの一面が覗える。宮部みゆきさんと杉本章子さんの対談では、一般的に男性読者が多そうな『樅』とか『ながい坂』などの武士道ものより、「説教のにおいのしない」市井ものの短編(例『なんの花か薫る』)の方が好きで一致していた。黒澤映画『椿三十郎』はひょっとすると本名の「清水三十六」からつけた名前かもしれないなどと妄想した2026/05/06
GO-FEET
4
まださわりをちょっと読んだだけやけど、やっぱり山本周五郎はいいですね。2018/07/10
みゅー
1
小説以外のエッセイやコメントなど幅広いジャンルが読めます。2018/08/03
マギー
1
山本周五郎の特集本。 山本周五郎の作品(単行本・文庫未収録)を始め、エッセイや当時の文化人との対談、連載前後の作者の言葉など、とにかく「特集」という感じ。 宮部みゆきと杉本章子という、現代女性作家同士の山本周五郎作品を巡る対談が面白かった。直木賞受賞(辞退)作である「日本婦道記」に対する批評のくだりは、書いた本人も草葉の陰で苦笑しているに違いない(笑)2018/05/06




