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出版社内容情報
今でもバッハといえばリヒターにまさる演奏はない!と信じる全国の隠れリヒター・ファンに捧げる総特集。CD解説も渾身!
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hr
1
書店で手にとって思わず購入。初来日の1969年に執筆された評論等に、かなりの熱が入っていて面白い。皆川達夫によるリヒターへのインタビューにハッとさせられた。「時代遅れ」の烙印を押されがちなリヒターだけど、演奏様式というものは、その時代の中に居なければ理解も共感も出来ないことが多い気がするので、今「時代遅れ」と云うのはアンフェアだと思う。リヒターはもっともっと長生きして、レオンハルト、アーノンクール、マリナーなどと、議論なり共同作業なりをするべきだった。一定数の録音・映像があるのが救い。2016/12/04