出版社内容情報
日本を代表する大女優の生涯。映画・文筆・生活の三点からその魅力の全貌にせまる。対談、エッセイ、インタヴューなど多数掲載。
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tsukamg
1
わずか3ページではあるが、成瀬巳喜男監督との対談が収録されているのは貴重。女優としてのキャリアがすごいことより、伝法口調で後腐れなく言いたいことを言うぶれない姿勢が、今の時代には響くかもしれない。というより、本を読んでデコさまを好きになるのはおかしい。やはり「浮雲」「二十四の瞳」「カルメン故郷に帰る」かあたりは最低限観ておきたいものです。役者とは、人間性を表出させる生業であると痛感します。2018/05/03
algon
1
ムック本ですが高峰秀子の実像に迫るなかなかの内容なのでコメントすることに。映画は好きなのですがエッセイストとしての彼女は知りません。心がけておこうと思います。間違いなく女優のトップであった彼女の多彩な存在感が対談やエッセイによって浮き彫りになっていきます。これは読んで良かった。読みごたえもありました。「馬」から見直したいなぁ。2016/08/15
hata2
0
映画や役者などと関係ない部分の方が面白い。2016/11/25
yoyogi kazuo
0
特段映画ファンでもない自分にとって高峰秀子は「私の渡世日記」に尽きる、と思うのだが、彼女自身が書いた「黒澤明との淡い恋」を第三者が語っている部分を興味深く読んだ。山本嘉次郎の「デコとボク」、野上照代の「クロさんとデコちゃん」である。2021/12/18
山葵
0
オススメされたので、読んでみました。昔の映画を見たくなるような作品でした。2019/11/26
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