出版社内容情報
「三匹の侍」「鬼龍院花子の生涯」…鬼才の全貌に春日太一が迫る。関係者への新規インタビューと未発表資料多数掲載の決定版読本!
【著者紹介】
1977年生れ。映画史・時代劇研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。著書に『時代劇は死なず!』『天才 勝新太郎』『あかんやつら――東映京都撮影所血風録』『なぜ時代劇は滅びるのか』など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
8
いやはやかっこいい。フジテレビをケンカして辞めて逮捕や不遇の時期を経て、鬼龍院でカムバックも、独自の映像世界で魅了してきた五社さんの生き様そのものが映像のように蘇る証言の数々。春日太一さんの責任編集だから、盟友でもある俳優座の仲代達矢氏の言葉の重みや欠かせない岩下志麻とか、まあ豪華でもある。太く短く濃厚な人生はかっこいい。真似できないけど(笑)2015/02/10
pudonsha
1
ものすごいテキスト量で五社さんのエピソードが掘り起こされていた。2015/05/16
tkm66
0
貴重な証言集だと思う。ただ「時間がなかったんだろうな」と同情する個所も散見。2015/05/04
rinrin
0
【BOOK(2015)-014】!!!!!!!2015/01/23
a.k.a.Jay-V
0
亡くなってすぐ出る追悼ムックでない所に好感が持てます。何故五社英雄レトロスペクティブが打たれないのか?これは長年の疑問だ。国内未ソフト化、VHS止まりの作品も多いが、それらもガッチリとロックしてます!作り手のガチで好きなのが伝わる本。御用金の裏話に今の自分が叱責されたかの如く.........。これ読んでから仕事に対する取り組みが違ってきました。あと御用金、再鑑したいですね。本書読了してからだとちがった見方が出来そうです。2014/12/22