Kawade夢ムック
野田秀樹 - 新しい地図を携えて

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309977799
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C9474

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

15
ワタリウム美術館で開催中の『寺山修司展「ノック」』を観て以来、1975年に行われた天井桟敷の公演『ノック』のことが頭から離れない。寺山がこだわった市街劇をとことん極めたこの壮大で奇天烈な劇は、舞台と観客席という境界を取っ払い、街とそこにいる住人を舞台と役者にするという大胆な発想だった。実際に観たわけではないからこそ、当時に行われた野心的な試みに、胸が躍るのだ。その反面、どうしてそこまで寺山が市街劇にこだわったのか、それがわかるようでわからなかった。(つづく)2013/09/10

アルクシ・ガイ

4
野田秀樹というと著作の数冊を読んだだけ、夢の遊眠社というと「ああ、ニュースステーションの」という体たらくの私です。野田秀樹が右目を失明しているとは知らなかった。2020/01/31

やまねっと

4
野田さんに関するムック本はこれで2冊目だったと思う。 「The Bee」の衝撃さについて紙面を割いているのと何よりも東日本大震災にリンクしての記事が面白かった。 別役実さんとの対談も面白かった。作家という立場と出演者という立場の違いが興味深かった。 巻末に本人による劇団解散までの作品解説が載っている。やはり本人が語るのは1ファンとして理解度が増すと思った。2019/05/31

ポチ

3
相変わらずの野田さんだし、比較的最新の話が書いてあるだけですが…イギリスでの出来事でどうしてこいつらと戦争しようと思ったんだってツッコミが面白すぎました。野田さんは()が面白い。日本演劇のダメな所がひしひし伝わるし、イギリスのダメな所も見えますね。と言っても偉そうな事は言えないのが今の現状。先人たちが亡くなった後の演劇に対して危機感を覚えました。2013/08/22

nizimasu

2
やっぱり震災以降でその活動に信頼を置ける人のひとりが野田さんだ。この本も腰がしゃきっとのびるようなシャープな演劇にかける思いが存分につまっている。素晴らしい2012/10/27

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