YA!ENTERTAINMENT<br> TRUE Colors―YA!ジェンダーフリーアンソロジー

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YA!ENTERTAINMENT
TRUE Colors―YA!ジェンダーフリーアンソロジー

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065317297
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

女子校に進んだわたし。男子の目を気にしなくていい女子校ライフって最高! でも、共学に進んだ大好きな幼なじみには恋人ができたらしい。やっぱり女子校なんて最悪!?(『女子校か共学か、それが問題だ!』小林深雪)

変わり者のわたしは、友達のミッコが好き。ミッコがくれるチョコは夢のように甘いから、いつだってわたしは泣きたくなる。だけどミッコには彼氏もいて、わたしにも事情があって──。(『チョコレートの香りがするね』にかいどう青)

お父さんは悪い人じゃない。でも、一緒にお風呂に入りたがったり、スカートをめくろうとしたり、ちょっと疲れる。そんなある日、クラスメイトのみやびが父親によって暴力を振るわれていることを知ってしまう。私のお父さんなんて、全然マシ?(『チキンとプラム』長谷川まりる)

千歳とつきあっている真結は、「そろそろ隠すのをやめない?」と提案をされ、動揺する。レズビアンだとカミングアウトすることへの不安と、千歳に嫌われてしまうかもしれないという不安。セクシャルマイノリティについての本には、無理にカミングアウトすることないって書いてあったけど……。(『いわないふたり』如月かずさ)

「ピュア」で「コドモっぽい」僕は、みんなのエロ話に付いていけない。急にみんながオトナになってしまったみたいだ。廊下でティッシュだと思ってナプキンを拾ったときも、大騒ぎになった。どうやったらオトナになれるんだろう?(『羽つきスキップ』水野瑠見)

クールな安寿に、どこか憧れる栞。しかし安寿には手のかかるいとこ、咲留がいた。少しずつ二人の事情を知っていくなか、ふと安寿がこぼす。「役に立たないから、期待されないから、廃墟が好き」だと。(『いつかアニワの灯台に』菅野雪虫)

◆ ◆

心と身体を取り巻くあれこれ。「今」を生きる児童文学作家がジェンダーと中学生をテーマに物語をつづります。
六人の児童文学作家のほか、イラストと漫画は『少年ノート』『ヒラエスは旅路の果て』の鎌谷悠希が担当。漫画「Peony」では、ジェンダーがまとう「香り」をみずみずしく表現。
ここでしか読めない、珠玉のアンソロジーです。

内容説明

中学生―心と身体を取り巻くあれこれ。やわらかに、あざやかに、そして激しくジェンダーを描く。漫画家×6人の児童文学作家による異色のアンソロジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

72
YA。中学生が主人公のカラフルでキラキラした青春ストーリーが7つ。どれも秀逸[Peony:鎌谷悠希]短編漫画。いい匂い[女子高か、共学か。それが問題だ!:小林深雪]幼馴染に恋人が[チョコレートの香りがするね:にかいどう青]同性だから友達認識[チキンとプラム:長谷川まりる]セクハラジョーク[いわないふたり:如月かずさ]カムアウト必要?修学旅行デート[羽つきスキップ:水野瑠見]エロ話が苦手な男子[いつかアニワの灯台に:管野雪虫]廃墟好き。親との関係▽大丈夫?って聞かれたら大丈夫としか言えない。良本2023/06/08

future4227

59
ジェンダーフリーをテーマに児童文学作家たちが描く短編集。お目当ては水野瑠見さんと如月かずささんの作品だったけれど、結果的にはどれも個性的で素敵な作品だった。同性愛とか性同一性障害で悩む子どもたち。いつまでも娘が小学生だと思ってるセクハラパパ。生理に無理解な男子学生たち。異性とあるいは同性とどういう距離感で付き合えばいいのか?新しい価値観が出てきてみんな困惑し模索している感じがよく表現されていると思う。実際、世の中の価値観もどんどん変わっていくんだろうな。金八先生で上戸彩さんの演じた女の子を思い出す。2023/08/20

鷺@みんさー

36
期待しないで読んだのに、予想以上に良かった。YAだからと切り捨てずに、特に昨今の“声高すぎる”ジェンダー論やLGBTQ討論にうんざりしてる人に読んで欲しい。特に良かったのが、にかいどう青『チョコレートの香りがするね』。一見、単純なガールズラブに見えたけど、実は…。最初に理論や知識ありきで語られるより、こんな風に瑞々しい心情に感情移入しながら、その気持ちや立場を自然と考える流れが良いと思う。これはぜひ学校図書に置くべき。その他、長谷川まりるは「思春期少女への家庭内セクハラ」という、あるあるな問題を→2023/10/16

まる子

30
迷いに迷って検討していた本。「講談社のYA!」からジェンダーアンゾロジーが出た。6人の作家による中学生が主人公のジェンダー6話。「男子だけど女性的な香りが好き」「身体は男性だけど性自認は女性」「女子同士の恋愛感情」「お父さんのからかいが嫌」「生理は男子も知らなければ」「発達障害の従姉妹、心の病の母」等。お父さんのからかにはハッとさせられる。親子でも許されない事はある。YAなんだけれど、大人もすすめたい!「ジェンダー」は広く知られるようになったけれど、まだまだ偏見の目はあるんだよな…。2023/09/09

彩灯尋

15
こういう物が増えて、わざわざジェンダーフリーって書いてあるような珍しいようなジャンルじゃなくて、そういうこともあるよねって普通の恋愛ものとして見ていけるような世の中になっていくといいな。一番好きだったのはにかいどう青さんの「チョコレートの香りがするね」が面白くて、日常で、切なくて、大好きだった。『どちらもまちがっていない世界であればいい』2025/04/21

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