感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiratax
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刊行は2000年。最初に目にしたのは2003年ごろに古本屋で。何かのタイミングで買ったままにしていたが5年以上は間が空いていると思う。ひょっとしたらまだ私が海外旅行へ行く前か。小林紀晴のグラビアに始まり、沢木耕太郎、地球の歩き方、旅行人=蔵前仁一とベタな人々が続く。星野智幸、角田光代、清野栄一、素木文生、古川日出男が小説を。古川はまだあまり売れていなかったし、角田のテーマにアジアがあるのは知らなかった。素木は相変わらず自意識が先行してヘタクソなんだが愛おしい。旅ってこういうものだろう。町口哲夫も良い書き手2013/10/07