- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
出版社内容情報
うまれた時が悪いのか、それとも俺が悪いのか……丸尾末広一座、昭和グランギニョル血飛沫劇場第弐幕! 再増補版登場。
丸尾 末広[マルオ スエヒロ]
著・文・その他
内容説明
鬼才丸尾末廣畫伯約四十年の畫業を集成!高畠華宵、江戸川乱歩、夢野久作の衣鉢を継ぐ昭和・平成屈指の怪異・畸想・浪漫!!DX2(二〇一三)から二十頁増補し意匠を一新!!!
著者等紹介
丸尾末廣[マルオスエヒロ]
昭和31年長崎生まれ。十五歳にて上京。二十四歳にてポルノ漫畫家としてデヴュー。『パノラマ島綺譚』(手塚治蟲文化賞新生賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
53
ミリタリー風署名入り特装本入手。寄ってらっしゃい見てらっしゃい。ここに花開くは大正浪漫と戦前の徒花、血と土俗の宴。崩壊した浅草十二階に少女椿と見世物、乱歩に帝都物語と自分の趣味をピンポイントで打ち抜くテーマばかりで、見ていてなかなか次の頁に移れないほど。純粋な人物画が多いように思えたけど、中には無残絵を思わせるような血と死をテーマにしたものがあってそれがまたピンポイントで…。あと著者自身による映画エッセイも収録されていて、そのラインナップがまた素晴らしい。また巻末の紹介文まで、実にわかっている一冊でした。2018/08/01