明治の恋―窪田空穂、亀井藤野の往復書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309921044
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

旧民法下の地方村落で、離婚歴のある窪田空穂が教え子と愛を育み、結婚に辿りつくかを描く。近年公にされた資料を駆使した労作。

臼井 和恵[ウスイ カズエ]
1948年生。相模女子大学教授。家族史研究家。歌人。著書に『窪田空穂の身の上相談』(角川書店、2006)がある。

内容説明

師弟の愛は禁じられた恋か。怜悧な少女亀井藤野の迸る情熱の行方―近代短歌の最高峰、若き日の窪田空穂との愛を育む、みずみずしい往復書簡集。

目次

懐かしき先生と教え子
恋の芽生え
断念しつつ終れず
愛は活きぬ
立ちはだかる壁―藤野の許婚の存在
水穂、藤野を動かす
朗報空穂の喜びと悩み
見合い(婚約)そして結婚へ
補遺1 結婚そして永訣
補遺2 空穂の恋歌―君を愛す

著者等紹介

臼井和恵[ウスイカズエ]
1949年、群馬県生まれ。1972年、お茶の水女子大学家政学部家庭経営学科卒業。1974年、お茶の水女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。専攻は家族関係学。現在、相模女子大学教授。家事調停委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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