出版社内容情報
遣唐使・阿倍仲麻呂の生涯をやさしく伝える絵本。「天の原ふりさけみれば」の歌にこめられた夢を情感豊かに描きます。巻末解説付き。
すずき 大和[スズキ ヤマト]
福島県伊達市生まれ。漫画家、絵本作家。間や空間の使い方に独自の作風があり、「まんが紀行 奥の細道」は日本漫画家協会章特別賞。ほかの著作に「ベタルスシリーズ」「ささやき」「まんが たけくらべ」「いちりんじいこ」など。NHKテレビ美術に11年間在籍し、「ものしり博士」「音楽は世界をめぐる」「ひょっこりひょうたん島」などを担当。共同通信の世相漫画も手がけた。
上野 誠[ウエノ マコト]
福岡県生まれ。奈良大学文学部教授。博士(文学)。国際日本文化研究センター客員教授。著書に『遣唐使阿倍仲麻呂の夢』(角川学芸出版)『大和三山の古代』『天平グレート・ジャーニー』(共に講談社)ほか多数。
内容説明
その歌は、1300年の時をこえて今もかがやく。大きな志を胸に、十代の若さで遺唐使の使命をせおい、海をわたった阿倍仲麻呂。玄宗皇帝にあつく信頼されながら、ふたつの国のあいだで夢みたものは―王維ら盛唐の詩人たちとも交流をふかめ、李白に「明月」とうたわれた生涯を、『奥の細道』で日本漫画家協会賞特別賞受賞の絵本作家が、情感ゆたかに描きだします。巻末に『遣唐使 阿倍仲麻呂の夢』著者・上野誠教授による書き下ろし解説を収録。
著者等紹介
すずき大和[スズキヤマト]
福島県生まれ。漫画家・絵本作家。「哀MY展覧会」で第28回文藝春秋漫画賞、「奥の細道」(上・下巻)で第33回日本漫画家協会賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
あおい
ヒラP@ehon.gohon
よぽ
遠い日