出版社内容情報
独創的な造形美により海外のミュージシャンや映像作家を刺戟し活躍を広げる三浦悦子人形作品集。
【著者紹介】
人形作家。パンキッシュでメディカル・シックな球体関節人形で知名度を上げる。2000年デザインフェスタギャラリーにて初個展。その後様々な個展活動を行っている。他に、人形写真集『義躰少女』。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
凛
14
花魁という作品がとても好きだったのだけど、その後作風が急変した覚えがある。こんな所まで行ってるのかと驚いたのと、何かあったのかしらと疑問に思っていた。本作では三浦悦子本人が写真を撮り作品解説まで書いてあってバイアス無しに作品たちを見られた気がする。前作が不満だっただけに大満足。壊れながらも辛うじて存在していてるからこそ存在する触れられない美醜が詰まっている。2014/08/31
りりす
9
痩身。病んだテイストだと思うのに病んでいると感じないのはどうしてだろう2016/12/26
さなぎ虫
1
購入してしばらくは開く気力がなく、電子ピアノの上に飾られていました。相対するのにそれ相応覚悟しないといろいろ持っていかれてしまうのです。人形作家さんたくさん好きですが、三浦さんのお人形が一番好き。花嫁さんや、京都で展示会したころが私のピークかと思っていましたが違うわー、一層深い階層にいる今の子達も愛おしいです。また会いに行きたい子達です。2014/09/02
しらたま
0
他の写真集も持っているが、製作ノートが載せられているものはなかったはず。自分の想いを作品に昇華させるとはこういうことなのだなと思った。2018/01/14