出版社内容情報
〈研究・補遺〉佐々木基一に関する諸家の評論・エッセイ、年譜・著作年譜・書誌、補遺を収める。初の全集。第10回配本全十巻完結。
【著者紹介】
1914年広島生まれ。東大美学科卒業。戦後すぐに埴谷雄高、荒正人、平野謙らと『近代文学』を創刊し、文藝評論家として活躍、映画・映像論にも健筆をふるった。後年は小説にも力を注いだ。
内容説明
佐々木基一に関する諸家の評論、エッセイ等を幅広く収載し、佐々木基一の活動と意味を浮きぼりにする。
目次
1 佐々木基一・人と作品(『近代文学』の批評家たち(瀬沼茂樹)
一つの観点、無数の観点(川西政明) ほか)
2 佐々木基一を想う(見知らぬ隣人(安岡章太郎)
佐々木基一君・永井善次郎君(久保田正文) ほか)
3 資料編(年譜;著作年譜 ほか)
4 補遺(夢(一九三四年一一月)
夢 ほか)